初代シビックが国産車で初めてリヤワイパーを設定《車良品回顧録〜ワイパー〜》

 

「雨の日と月曜日は」というタイトルの曲をご存知の方も多いはず。いうまでもなく往年のデュオ、カーペンターズがヒットさせた曲のひとつで、アンニュイな歌詞に誘われて、梅雨時、そぼ降る雨の日にクルマを走らせながら聴いているとシミジミとした気分になったりして…と、今回はタイトルに“雨”がつく曲の話…ではなく、クルマのワイパーの話である。

ワイパーとは言うまでもなくクルマのウインドウに付く雨粒を払拭して雨の日の運転の視界を確保する装置のこと。ものの本などを当たると、1903年アメリカで手動式ワイパーの特許が成立、1922年キャデラックがワイパーを標準装備、さらに1926年にボッシュが現在と同じ電気モーター式のワイパーを開発…といったところがワイパーの黎明期の流れだった。

 

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