近頃、高速道路の逆走による死傷事故ニュースを多く目にする。いずれも原因はドライバーの運転ミスであるだけに、ハンドルを握っている以上は自分が「加害者」になる可能性は大いにある。
たとえあなたが高齢者でなくても、勘違いや標識の見落としなどをすれば逆走の危険性はゼロではない。
国土交通省・高速道路会社発表のデータによると、過去(平成23年~令和4年)の事故または確保に至った逆走事案でドライバーの年齢は75歳以上が45%と割合では半数近くになるが、30~65歳未満が24%、30歳未満が8%となっている。逆走は決して高齢者によるものだけではないのだ。
逆走時の多くは自分が逆走したことを認識せずに走り続けてしまうことがほとんどで、これが大事故を引き起こす。
だから逆走していることをドライバーが早いタイミングで気付けば事故を防げる可能性が高い。
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