気温8度前後のひんやりスポットも!真夏の避暑地に向かうクルマ旅で活用したい車中泊施設

八ヶ岳と南アルプスに囲まれ、標高は900m以上【山梨県】

▲ハイエースやランクルもサイト内に楽々乗り入れできる。森の中の静かなサイトというのも魅力だ

RVパーク フレックスフィールド
山梨県北杜市小淵沢町3900-2

標高が100m高くなると、気温が0.6度(0.75度などさまざまな説がある)下がるといわれている。この施設の標高は900m以上。つまり標高0mの地点より5~6度気温が下がるということになる。それだけに車中泊をしても、快適度はかなり高いはず。そんな施設を利用して、高原などの避暑スポットにも出かけられるが、もっと違う場所を目指してもいい。オススメは鳴沢氷穴や富岳風穴。その自然の力に圧倒される迫力はじっくり見続けたいが、上着なしでは耐えられない3度という気温。「ひんやり」を超える感覚を味わうのもこの時期だからいいのでは?

1泊:5000円~/1台
ごみ処理:可(無料)
電源の有無:あり(有料)
発電機の使用:可(時間指定なし)
ペット:可
利用可能期間:通年

 

避暑地の定番・那須高原もいいが、大谷資料館の地下は気温8度前後とCOOLな空間【栃木県】

▲ちょっとした芝生のスペースがあるのもうれしい

RVパーク 那須癒オート
栃木県那須郡那須町湯本350-5

人気の避暑地、標高1000mの那須高原に近いこのRVパーク。ドッグラン付きサイトやキャンピングトレーラー常設サイトがあるほか、約100mの場所にコンビニという便利さもポイントだ。ちょっと足を延ばして訪れたいのが宇都宮市内にある大谷資料館。石を切り出した巨大な地下空間は深さ約30mといわれ、気温は約8度。資料館HPには「上着をご持参ください」と書かれているほどなのだ。そして観光をもう少し、というなら中禅寺湖へ。日本一の水面標高1269mというだけあって、避暑&観光にピッタリなのだ。

1泊:3500円~/1台
ごみ処理:可(有料。1袋300円)
電源の有無:あり(無料)
発電機の使用:不可
ペット:可
利用可能期間:通年(冬は雪の影響で使えない場合あり)

 

大自然に囲まれた高原エリア。足を延ばせば17度前後と涼しい湧水公園へ【熊本県】

▲高原にある施設だから、周囲の開放感が半端ない

RVパーク グランピングリゾート熊本 吉無田
熊本県上益城郡御船町田代6702-99

熊本県御船町は恐竜の化石が採れる町。御船町恐竜博物館には19体の恐竜全身骨格があり「恐竜進化大行進」と呼ばれている。そこを訪れるのに便利なRVパークがココ。標高600~700mの吉無田高原にあり、広大な敷地でのんびり過ごせるのが魅力だ。そしてもっと涼める場所を望むなら、阿蘇郡高森町にある高森湧水トンネル公園へ向かおう。旧国鉄の鉄道工事でトンネルを切削中、地下水源を切断し大量の出水が…。結局、湧水量の多さから鉄道建設は中止となり、その跡地にできたのがこの公園だ。だから線路は走っておらず、小川が流れており、気温は17度前後。上着なしで耐えられるかどうか、微妙な温度といえそうだ。

1泊:3000円~/1台2名まで(1名追加ごと中学生以上600円、小学生300円)
ごみ処理:可(有料。500円)
電源の有無:あり(無料)
発電機の使用:不可
ペット:可(犬1頭500円。狂犬病ワクチン接種証明書の提示が必要)
利用可能期間:通年

 

<CGP編集部 写真提供/日本RV協会>

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