
▲板を張るため、まずは計測
内張りを剥がし終わったら、次は、木材のサイズを決めるために計測します。使う工具は、メジャー。
今回は、横に芯となる木材を3本、3カ所に設置して、その上から羽目板を打ち込んでいく予定。横と縦(運転席の後ろあたりまで)の長さを調べて、適した木材を購入します。
参考までに「スズキ エヴリイ ワゴン」で計測した長さは以下のとおり。
・横:110cm
・縦:160cm
・縦サイド:145cm
※縦の長さは、後部座席上までの長さ
※長さは正確ではなくおおよそのサイズ、長めのサイズを買い設置時に調整
防音・防振材と断熱材を貼る(使用工具:カッター)

▲防音・防振材を短冊状に切って満遍なく貼る
後日、木材を近くのホームセンターで購入。いざ天井を板張りに! といきたいところですが、現在、内張りを剥がして金属剥き出しの状態です。
このままだと、雨音や風の振動など外からの音が車内にかなり響いてしまうようです。さらに、金属で覆われているため、夏場は日光によって約80℃もの高温になるそうです。
その状態で木を張ってしまうと、車内に熱がダイレクトに伝わり、蒸し風呂状態に。最悪のケースとして木が燃えて、火事になる可能性もあります。
そこで、安全のため、また車内環境の改善のため、「防音・防振材」と「断熱材」を貼ります。筆者もネットで「防音・防振材」と「断熱材」を購入。
【購入したのはコチラ】
・「デッドニング・防音工房 レジェトレックス制振シート 特大4つ折り」(100cm✕50cm✕1.5mm)…約2500円
・「車用断熱マット」(140×100cm)…約4000円✕2枚
価格は合計1万500円程度でした。

▲粘着性のあるゴムは、手にかなりつくので軍手があると良い
まず、「デッドニング・防音工房 レジェトレックス制振シート 特大4つ折り」を張っていきます。
届いた時は、大きな1枚の厚紙の様な状態でした。片面(表)は銀色、反対側(裏)は、粘着性のあるゴムになっています。
これを短冊状にカッターで切り、天井に適度な間隔で貼ります。切り分ける作業に一手間かかりますが、貼るのは簡単でした。

▲本当の用途はボンネットの断熱用ですが、天井の断熱材として使用している人が多かったためこちらを購入
次に「車用断熱マット」をその上から貼っていきます。こちらも片面(表)は銀色、反対側(裏)は、粘着性のあるテープになっています。
カッターで天井のサイズに合わせてカットし貼り付けます。このクルマでは2枚使用。これで制振、防音、断熱も完璧です!
作業時間は、「防音・防振材」と「断熱材」を切り分ける作業も含めると約2時間。張る作業は、約30分でした。
天井一面が銀色のサイバー感ある状態になり、ちょっとカッコ良い!(笑)。