レッドブル・レーシングからF1日本GPに出走する角田裕毅は日本人初の優勝を果たせる!?

▲角田裕毅

これにより角田は、F1ワールドチャンピオンを4度獲得しているマックス・フェルスタッペンとコンビを組み、F1トップチームのレッドブル・レーシングで地元・日本GPを迎えることになる。

鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)の卒業生である角田は、鈴鹿のコースを知り尽くしているだけにどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか期待度が高まっている。

しかも、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年間中止となった日本GPは、コロナ禍明けの2022〜2024年まで3年間連続でレッドブル・レーシングのフェルスタッペンが優勝を飾っている。

この鈴鹿と相性の良いレッドブルに角田が乗るということで、日本人初のF1優勝が地元で見られる可能性が出てきた。F1における日本人最高位は、鈴木亜久里、佐藤琢磨、小林可夢偉が成し遂げた3位。角田には記録更新を期待したい。

レッドブル・レーシングは、ホンダが技術支援を行うパワーユニットを搭載しているだけに、その強力なバックアップにも注目。

ホンダ・レーシングの渡辺康治代表取締役社長は、「ホンダの育成プログラム出身で、F1ドライバーとして5年目を迎え大きく成長した角田裕毅選手が、強豪チームであるレッドブル・レーシングからF1に参戦することをうれしく思います。彼のこれからの活躍に大いに期待しています」と語っている。

一歩一歩着実にドライビングテクニックを磨いてきた角田が、鈴鹿で頂点に立つ姿を多くのファンに見せられるのか、今から楽しみだ。

 

<文/茂木康之>

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