もっとも注目すべきは、ETLCモードでの航続距離295kmを実現したこと。日常使いなら1週間に1回の充電で済みそうだし、普通充電で約4.5時間、急速充電で約30分とストレスを感じさせない充電が可能。
さらに、AC外部給電器「Honda Power Supply Connector(パワーサプライコネクター)」を使用することで最大1500Wまで出力が可能。アウトドアでの活用はもちろん、夜間の安価な時間帯に充電し日中にV2H機器を介して家庭で使用すれば、電気代の節約にも貢献。災害時のバックアップ電源としても頼もしさ満点だ。

▲Hondaの軽自動車として初のシングルペダルコントロールを採用
発進や停止、交差点での右左折、駐車場での切り返しなど、街乗りで想定される運転シーンで乗りやすいのもN-ONE e:の美点。ホンダの軽乗用車として初採用されたシングルペダルコントロールは、アクセルペダルだけで加減速から完全停車まで行え、街中走行がグンとラクになる。

▲上質で運転しやすいインテリア(個写真は「e:L」タイプ)
パッケージングも優秀。N-ONE らしい室内の広さと使い勝手の良さを確保するため、フロア下に搭載するバッテリーを薄型化し、大人 4 人が快適に乗車できる空間を確保。運転しやすさや乗り心地の良さもN-ONE譲りだ。

▲車内は広々快適。ラゲージの汎用性も高い(※写真は「e:G」タイプ)
リアシートのダイブダウン機構で実現させた広くフラットな床面と、座面をはね上げれば背の高い荷物が積める機構など、荷物を積む際に便利でレジャー利用もこなす。立体駐車場に入るサイズなので都市部でも駐車場に困らない。

▲ホンダ「N-ONE e:」
設定グレードは、ディスプレイレスのスタンダードタイプ「e:G」(269万9400円)と、9インチHonda CONNECT ディスプレイ(ナビゲーション連動)や14 インチアルミ電気自動車ホイール、本革巻ステアリングホイール、急速充電などを標準装備した上級グレード「e:L」(319万8800円)。このクルマがあれば、毎日がもっと便利で快適になりそう。
<文/CGP編集部>
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