
▲サイドエンドにBEAMSのロゴをあしらった
窓際を飾る浮島状のアクセントや、リアバンパーの周辺を含む車体の下部には、デニムの表地を表すインディゴ(藍色)をさりげなく採用している。

▲印象的なフロントフェイス
また、「オシャレは足元から」というファッションの通説と向き合い、ホイール中央のプレートには、ボディと同じライトグレーを取り入れた。

▲特徴的なホイールデザイン
ディスクの隙間からはインディゴ/オレンジのディテールがさりげなく見えるよう配した。
足回りの繊細なカラーコントラストまでデニムの裏地にこだわることで、文字どおり「ルークス」をビームス流にトータルコーディネートした。
デニムに包まれるインテリア

▲デニムの「裏地」を再現したシート
インテリアは、デニムの真骨頂を発揮するよう、より大胆なアプローチを施した。
シートは良質なセルビッチデニムの特徴であるほつれ止め、通称“耳”と呼ばれるパーツもデザインと見なすことで、デニムの裏地を忠実に再現した。

▲シート背面にはピスネーム(タグ)を配した
足元のフロアマットはデニムの表地が来るように配置。デニムはワークウェアの象徴として使い込まれ、ファッションの世界ではデニムを“育てる”ことが美徳とされてきた。
走行距離がクルマの愛着へと変わり、それにともないデニムが経年変化していくことで、一層「ルークス」への愛情を深めてほしいという想いが込められている。

▲BEAMSのロゴ入りステアリング
座席後ろのピスネーム(タグ)や、大小のシートポケットなど、ジーンズのデザイン言語を落とし込んだほか、アクセントとしてステアリングスイッチ部にビームスのコーポレートロゴを配した。

▲カスタマイズ監修担当・加藤忠幸氏/SSZディレクター/BEAMSバイヤー。2012年よりメンズカジュアル部門で「サーフ&スケート」の担当バイヤーに就任。2017年には、ビームスの新ブランドSSZ(エス エス ズィー)を立ち上げ、ディレクター兼デザイナーとして活躍。また、鎌倉にある加藤農園の4代目として、野菜農家の顔も併せ持つ
【東京オートサロン2024開催概要】
2024年
1月12日(金)9:00~19:00(ビジネスデー、14:00~一般特別公開)
1月13日(土)9:00~19:00
1月14日(日)9:00~18:00
会場:幕張メッセ(日本コンベンションセンター)
<文/CGP編集部>
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