えっ、パナソニックからクルマやアウトドアでも使える“ポータブル電子レンジ”が登場!?

いずれもAC100V、DC12Vに対応し、自宅でもクルマの中でも、またポータブル電源などを使えば屋外でも使えるというもの。キャンプをはじめとしたアウトドアレジャーはもちろん、災害時にも活躍しそうだ。

それぞれに「レンジA」、「レンジB」と仮名が付けられており、大きさやデザイン、スペックも異なっている。

「買いたい!と思う方にシールを貼ろう!」という来場者に向けたアンケート投票も行っていた。

▲会場では「買うならどっち?!」というアンケートを実施していたものの、発売の予定はないとのことだが…本当!?

「レンジA」はサイズが大きく8~9kgあるため持ち運びはしにくいが、参考価格は4万9800円と安めに設定。温め性能は一般的な家庭用電子レンジと同等で、最大出力はAC100V時1000W。

▲レンジA。扉が左開きで表面は壁紙のような凹凸がついたデザインだ。天面のくぼみは小さい。コンビニ弁当の温めは500Wで3~4分

そして「レンジB」は、サイズがやや小さく、6~7kgと軽量のため持ち運びはしやすいものの、参考価格は5万9800円と少し高め。こちらの温め性能は小型化の影響からか、最大出力はAC100V時で300Wとなっている。

▲レンジB。扉が下開きで表面は凹凸のないシンプルなデザイン。天面のくぼみは大きい。コンビニ弁当の温めは300Wで5~8分

庫内のサイズはレンジAが少しだけ大きいが、どちらもコンビニで販売されている小さめの弁当や丼が1個入るくらい。上部にはキャリングハンドル、トレー&ドリンクホルダー状のくぼみが備わる。

いずれもモックアップではあるものの、ビジュアルはオシャレで質感も高い。構造もよく考えられたものだ。

今すぐに製品化ができるのでは? と感じられる完成度。アンケートまで取られているのだから当然ながら、ここから製品開発がスタートするのだろう…と思っていたら、

「発売の予定はございません」と広報担当者はキッパリと否定!

しかし、CGPのレポーターは、開発担当者の熱量を確かに感じている。

この記事を見て「欲しい!」と思ったアナタのために、きっとパナソニックは頑張ってくれるはず。正直、期待しています。

 

<文/CGP編集部>

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