本体にはAndroid12を搭載しているため、ネットワークに接続することで好みのアプリをダウンロード可能。YouTubeやストリーミング系エンタメアプリなど多くの機能を活用できるようになり、車内エンタメが一気に充実する。
ミラーリングではないので、操作はタッチパネルで行える(ディスプレイオーディオがタッチパネルに対応している場合)。また、内部ストレージと microSD カードに好きな動画・音楽を保存することも可能だ。
通信機能は4大通信会社の中から最適な通信会社を自動で選んで接続するクラウドSIMを採用し、安定したネット接続が行える。しかもUSB電源さえ確保できれば、車外に持ち出してモバイルルーターとしても活躍する。

▲Android12を搭載しており、対応アプリを活用できる。人気のアプリはインストール済み
カーAVシステムとの接続はUSBケーブルを車両のソケットに差すだけで、一部車種を除き電源取得も不要だ。国内外の多くの車種に適合している(最新の適合情報は同社公式サイトに掲載)。
購入時には10GBのデータが付帯しており、手元に届いてからすぐに使える。それ以降は表のように16種類のプランの中から自分の使い方や予算に合わせたものを選択。

▲使い方や予算に合わせて16種類のプランから選択可能
また、スマホとのBluetooth接続を行え、ワイヤレスでの音楽再生やハンズフリー通話にも対応している。
ヘッドレストにモニターを設置してHDMIケーブルで接続すれば、後席ミニターで映像を楽しめる。カーナビには地図画面、後席では動画など、別々の画面を表示することも可能だ。
また、付属のエアマウスを使えば後部座席のモニターで直接操作もできる。エアマウスの裏面はキーボード仕様となっており、文字入力も行える。
本体にバッテリーを搭載していないので耐熱性に優れ、発火、発熱、発煙などの事故の危険が低いのも安心だ。
<使用条件>
①有線接続のApple CarPlayに対応するディスプレイオーディオが搭載されている
※ワイヤレスApple CarPlay接続のみの車両には非対応
②車に給電ではなく通信用のUSB差込口(タイプAまたはタイプC)が搭載されている
③ディスプレイオーディオがタッチパネルに対応している
④純正の後席用フリップダウンモニターへは純正Display Audioのモード選択の関係で後席で動画を走行中に出力する事ができません。HDMIケーブルが差し込める後付けのモニターをおすすめします。
【適合・不適合車種リストはコチラ】
【主な仕様】
◆通信対応バンド:LTE-FDD B1/B3/B8/B18/B19/B21/B26/B28
LTE-TDD B41
◆無線LAN:2.4G (802.11 /b/g/n)
◆通信速度:下り最大 150Mbps
上り最大 75Mbps
◆内部メモリー:4GB
◆内蔵ストレージ:64GB
◆OS:Android 12
◆インターフェース:microSDスロット*1、nanoSIM スロット*1、HMDIミニ出力*1/HDMIミニ入力*1(720P/1080P対応)、電源端子 USB-Type-C*1
◆GPS:内蔵 GPS・BD・GLONASS
◆Bluetooth:メイン Bluetooth 5.0
サブ Bluetooth 5.0
◆消費電流:2A以下(電圧5V)
◆外形寸法:約W107 xH17 xD60 mm
◆質量:約 100g
◆使用環境:-20℃~60℃
<文/CGP編集部>
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