■花粉・黄砂・PM2.5を99%以上除去できるエアコンフィルター
エアコンの稼働率が高い季節だが、そんなタイミングでぜひ行いたいのがエアコンフィルターの交換だ。もし愛車が1年以上または1万km以上そのままというならば、ぜひこの機会に純正品から高機能モデルへ交換しよう。
ノバテック
エアピュア プレミアム
PF-1009、PF-1014、PF-7003(全3タイプ)
5780円
カーエアコンは外気導入時に車外からの空気を車内に取り込むが、そのときに「濾過」をする役目を果たすのがエアコンフィルター。
一般的に寿命は1年または1万㎞と言われており、汚れたまま使い続けるとエアコンの性能が大幅に低下し、不快な臭いの原因にもなる。
一般的には純正品から純正品へ交換するケースが多いが、これを同形状の高機能タイプへ交換するのがおすすめ。
なかでも注目なのが、ノバテックの「エアピュア プレミアム」だ。
ノバテックの自動車用エアコンフィルターは、これまで20年以上の歴史があり、自動車整備工場やチューニングパーツメーカーで幅広く採用。品質に対する信頼、実績も抜群だ。
素材にセミHEPA濾材(N95マスクにも採用)を採用したフィルター性能はきわめて高レベルで、花粉や黄砂は99.9%、マイクロ飛沫やPM2.5は99.3%、煙などの微粒子(0.3μmサイズ)は95.1%という除去率を実現している。
【セミHEPA濾材】

▲セミHEPA濾材(N95マスクにも採用)を採用しており、花粉、黄砂、飛沫ウイルス、PM2.5を99%除去。煙等の微粒子は95.1%を除去する
【添着活性炭コルゲート】

▲排気ガスやタバコの煙、疲労臭、汗臭、加齢臭、足の臭い、そしてシンナーや塗料などの臭いを除去。車内環境を整えるのに役立つ
さらに細菌やウイルスにも効果的だ。また、5ミリ厚の添着活性炭コルゲートを採用し、クルマの排気ガスや人の体臭、ペット臭、タバコ臭などに含まれる悪臭もしっかりと除去する。
今回紹介する手順でもわかるように、交換はきわめて簡単。工具を使用することもなく、オーナーが自分で行える。
■今回のテスト車

▲今回、交換を行ったのはトヨタ・ヤリスクロス。国産車の多くに適合しているエアピュアプレミアム。このクルマではPF-1014を使用した
■グローブボックス奥から純正品と取り替えるだけ!
1.グローブボックスからアクセス

▲グローブボックスの奥にエアコンフィルターは装備されている
2.グローブボックスを外す

▲グローブボックスを開いて左右のストッパー部分を内側に押して取り外す
3.カバーを外す

▲エアコンフィルターのカバーを取り外す
4.古いフィルターを取り出す

▲純正のエアコンフィルターを手前に引き抜く
5.新品のフィルターに交換する

▲新しいフィルターの向きを確認しながら差し込む(PF-1009とPF-7003は黒いコルゲート層が下側、PF-1014は黒いコルゲート層が上側に向くように取り付け)
6.カバーを元に戻す

▲逆の手順でカバー、グローブボックスを元に戻せば作業は完了
【作業時間は約10分】
車両に付属の取扱説明書にもエアコンフィルターの設置場所や交換方法が記載されている場合が多い。工具不要でとても簡単。
■排ガスなど微粒子(0.3μmサイズ)を95%以上除去
実際に使い古した純正フィルターから「エアピュア プレミアム」への交換を行ったが、エアコンを外気導入モードにしても不快な臭いを感じにくくなり、効果を実感できた。
これならば花粉や黄砂などの除去性能についても期待できるだろう。純正品に比べてやや高価ではあるが、一年中クリーンな車内空間が得られるのならお買い得。特に小さな子どもやお年寄りを乗せる機会が多い人にはぴったりだ。

▲エアコンフィルターの寿命は1年または1万kmだが、走行環境によっては交換時期はもっと早くなる
まったく臭わない!

▲車内空間をクリーンな環境に保つためには高機能なエアコンフィルターが欠かせない。秋の花粉シーズンに向けた対策としても効果的なので、交換をおすすめしたい
<文/CGP編集部>