内装用キズかくし剤は運転席足元や荷室入口などについたキズをどこまでキレイにできる?

パッケージされているのは液剤とウエス。液剤をしみ込ませたウエスでパーツに塗り込むだけの簡単作業だ。水分に反応して硬化するため水分が残っている状態で作業はできない。

 

■ドアステップ

はじめにドアステップで試してみた。塗り込みはスムーズで液剤がスッと伸びて作業性はいい。黒いの樹脂パーツに白い傷が付いているのだが、数回擦っただけでに傷が目立たなくなり、しっとりとした黒ツヤも出てきた。新車同様とまでは言わないものの思った以上の“復元”具合だ。完全に仕上げるまでにはこの後に30分乾燥させればOK。

▲付属のウエスに液剤を適量染み込ませる

▲傷の部分に塗り込む。キズ消しと同時にツヤも与える

▲before

▲after

 

■ドアポケット

次は内張りの下方のドアポケット周辺。ここもつま先で擦ったであろう白い傷が多く付いている。同じように液剤をウエスで塗り込んでいくと……よく見なければ傷がわからない程度にまで状態を復活できた。これだけキレイになればドアを開けた際の印象は大きく変わるだろう。

▲数回擦る程度で靴の先で付いた白い傷が目立たなくなった

▲before

▲after

 

■ラゲッジ

最後はラゲッジ入口付近のプレート。ここは元々、傷がついても目立たないように模様や凹凸が付けられているが、それでも白い傷は目立つもの。ここも同様に塗り込み作業をしてみたが、深い傷は消しきれないもののかなり目立たなくなった。

▲深い傷もあるので…

▲before

▲after

完全な「復元」とはならないものの、手軽な作業ながらダメージの痕跡をかなり消すことができて満足。アクセル横のパネルやトランク内のパネル、グローブボックスなど、ほかにも多くの場所で活用できるだろう。

 

>>リンレイ

 

<文/CGP編集部>

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