カタログ上の一充電走行距離は486㎞で、実際に乗ってみると、心理的にも十分に余裕がある。動力性能も余力はたっぷりで、無理なアクセルワークをしない分、試乗中の愛犬・シュンも居眠りを始めるほどだった。

▲前2席はパワーシートとなるほか、シートヒーターも標準装備。寒い季節にはありがたい

▲後席は“人”がキッチリとした乗車姿勢で乗れる。60:40分割可倒式も採用している
車重は1570㎏で、試乗車は借り受け時にはスタッドレスタイヤを装着していた。そのおかげもあり車重とタイヤの穏やかなタッチにより、ジープらしい懐の深い乗り心地も味わえた。
走行モードは6つのパターンが選べ、ノーマル/エコ/スポーツのほか、ジープらしくスノー/マッド/サンドも搭載している。

▲モーターは定格出力62.0kW、最高出力115kW、最大トルク270N・mを発揮。もちろん十分な性能

▲試乗時に、充電スポット近くに公園があったので、そこで愛犬・シュンの散歩をさせて充電時間を活用した

▲メカノイズと振動の少ないBEVはシュンにとっても快適らしく、くつろいで試乗していた
>>Jeep
<文・写真/島﨑七生人>
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