至高のブランド、メルセデス・マイバッハ初のSUV電気自動車が放つラグジュアリー感を体感!

撮影をしようと無意識に未舗装の場所に乗り入れてしまい、タイヤが白く汚(けが)れた写真を改めて眺めると、今更ながら後悔…というよりクルマに対してなんと失礼だったことかと思う。

この時を振り返ると、筆者はこのクルマの試乗は初めてのことで、いささか緊張していた。というよりも全長×全幅×全高=5135×2035×1725mm、ホイールベース3210mm、車両重量3050kgのどう見ても巨体のこのクルマと対峙することになり、圧倒されていたというよりも酔わされていたといったほうが正しかった。

メルセデス・マイバッハ「EQS 680 SUV」はメルセデス・ベンツEQSをベースとしており、冷静に見直せば(笑)、基本的なボディスタイルは同じだ。けれどフロントグリルやマイバッハ専用デザインの22インチアルミホイールなどはいやが上でも目が行くディテールで、平たく言うとこれらの“圧”は相当なもの。

▲メルセデス・マイバッハ EQS 680 SUV

▲LEDリアコンビネーションランプの内部が曲線的な螺旋構造で立体的に映るような工夫が施されている

【次ページ】内装も相当な仕上がり

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