本体は手のひらに載るほどの超コンパクトサイズ。前面にON/OFFスイッチが備わるだけとシンプルな見た目。これを車両に装備されているディーラー点検など使用する「OBD2ポート」にカチッと差し込めば装着完了。
電源は車両から取得するためにバッテリーを搭載せず、消費電力も60µAと少ないため取り付けたままで構わない。
iPhoneとBluetooth接続を行い、iPhoneに標準搭載の「探す」アプリを立ち上げて「持ち物」としてOBD2-DW10を登録すれば準備完了だ。
費用もかからず登録不要ですぐに使い始められる。もちろんAppleから認証を受けたMFI認証済み製品のため安心して使える。

▲iOS純正の「探す」アプリを活用し、AirTagのように探索が可能

▲はじめにOBD2-DW10を「持ち物」として探すアプリ上に登録

▲OBD2-DW10はApple公認となるMFI認証を取得している

▲初期設定で持ち物の名称はユーザーが自由に設定できる

▲OBD2-DW10を搭載した車両の位置はマップ上にアイコンで示される

▲アプリからOBD2-DW10のブザー音を鳴らすこともできる
今回は実際に「OBD2-DW10」をヤリスクロスに装着して車両探索を行ってみた。
編集スタッフが乗るヤリスクロスは行き先を告げず逃走(?)し、それをライターの浜先(運転担当)とアシスタントの早乙女るな(iPhone操作担当)が追いかけるという展開で検証してみた。

▲「OBD2-DW10」を装着した車両で逃走を図る

▲スマホで逃走したクルマの位置を確認して追跡を開始
ヤリスクロスがスタートしてから数分後に「探す」アプリを立ち上げると、クルマの現在位置をマップ上にアイコンで表示し、移動しているのがひと目でわかる。
この「探す」アプリの仕組みはOBD2-DW10が近くの第三者のAppleデバイスを探し(障害物なしの場合80m以内)、そこからAppleのネットワークを通じて手元のiPhoneに位置情報を知らせるという仕組み。
このため車両の付近にAppleデバイスさえあれば、たとえ海外であっても追いかけられる。しかもこの情報は家族や職場など複数人で共有することができる。

▲最新の位置情報はマップでつねに確認できる

▲OBD2-DW10を目的地として設定すればルートガイドも可能

▲マップを見ていればiPhoneとOBD2-DW10の距離を正確に把握できる
というわけで逃走したクルマの居場所は言葉通り「手に取るようにわかり」、何の苦労もなくコンビニ駐車場で発見。
OBD2-DW10を目的地としたルートガイドまで行え、ドライバーはアプリの音声案内に従って走ればいいだけ。状況にもよるだろうが、今回について位置の誤差はたった数メートル。ほぼピンポイントでたどり着けた。
とはいえ、これが本当の車両盗難であればオーナー自身が窃盗犯を追いかけるのは非常に危険。警察など捜査機関に情報提供を行うのが正解だ。
逃走車両を発見!

▲何の苦労もなく逃走車両を捕獲!文明の利器はスゴい
iPhoneの機能を活用して高度な位置検索ができるMAXWINのOBD2トラッカー「OBD2-DW10」は、車両盗難が不安なオーナーの強い味方になる頼もしいアイテム。
日頃は広い駐車場で愛車を探したり、家族の位置の見守りをしたりするのにも活躍する。
気になる価格だが…一般販売が9500円のところ、2025年10月14日(火)までMakuake応援購入で6365円〜と超お買い得(発送は11月末予定)。気になる人はぜひチェックしよう!
>>Makuake
<文/CGP編集部>
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