【下地処理】

▲ボトルは握りやすく、作業時に手も汚れない
使い方はとても簡単で、水洗いをして水滴が付いたままのガラスにパッドを押し付けて磨いていけばOK。ボトル側面を握れば液剤が出てくるが、約30cm四方につき1cm程度が適量とのこと。
円を描くのではなく縦方向、横方向に動かしていく。全面を磨き終えたら白く残っている液剤を水で洗い流して拭き上げればいい。作業時間は約10分といったところだ。

▲液剤を塗り終わったら水で流す
使用したクルマのウインドウは半年以上もガラスのメンテナンスを放置していたため油膜がついてギラつく状態だったが、施工後は一皮むけたように視界がスッキリ。ルーフから水を流すと水玉が一切できることなくキレイに流れるように。
特にゴシゴシと力を入れていたわけでもないのに、しっかりと効果を発揮し、スポンジを用いないので手がコンパウンドまみれになることもない。非常に作業性に優れている。ガラス表面をクリアな状態へとリセットできたら、いよいよコーティング剤の施工に取りかかる。
【使用したのはコレ!】

▲プロスタッフ「レインモンスタースプラッシュ」
プロスタッフの「レインモンスタースプラッシュ」は形状もスゴイ。とはいえ理にかなったカタチになっていて、ボトルはガッチリと握りやすい。ティアドロップ形状のフェルト面は一度に広い範囲を塗れるうえ、尖った部分はガラスの隅にぴたりとフィット。キャップも中央部にロックが付いているので保管も安心だ。
作業は乾いたガラス面にムラが無いように塗り込んでいくもの。ボトルを押して液剤を適度に出しながら縦方向、横方向に動かしていく。夏場は約10分、冬場は約15分待ち、塗りスジが乾いてきたら固く絞った濡れタオルで拭き上げて作業完了。
夏場なら、乾燥の待ち時間も含めて作業は約20分といったところだ。

▲キイロビン クイックマジックゴールドでクリアになったガラス面に塗り込んでいく

▲ボトルは握りやすい形状でフェルト面も大型。素早く作業が行える
【Before】

▲油膜を除去したガラス面は水弾きが一切ない
【After】

▲作業後は水がスルスルとハイスピードで流れるように!
液剤はシリコーンとフッ素化合物を組み合わせたハイブリッド処方を採用し、優れた撥水力とともに約4カ月の持続力を実現しているとのこと。
実際にルーフから水をかけてみたが、水がハイスピードでスルスルと流れていく様子には驚かされる。ガラス面に均一で平滑な超撥水被膜を形成していることがよくわかる。
レビュー用に運転席側は「キイロビン クイックマジックゴールドで油膜除去した状態、助手席側は「キイロビン クイックマジックゴールド+レインモンスター スプラッシュ」という組み合わせで作業を行ったが、当然ながら違いは一目瞭然だ。
梅雨を安全で快適に過ごしたいのならば、今すぐに愛車のフロントガラスをしっかりメンテナンスしておこう。少しの手間で満足できる効果が得られるはずだ。
>>プロスタッフ
<文/CGP編集部>
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