ところでご存知のとおり最新のミニには、遂に“BEVのミニ”も登場している。「そういう時代かぁ」とも思わせられる。が、このBEVのミニ(今の3ドアハッチバックは“クーパー”の名が与えられる)、実際に乗ってみると、紛うことなきミニに仕上げられている。

▲ミニ3ドアクーパーE/SE(J01)の円形有機ELディスプレイ
ゴーカートのような走り然り、フロントガラスが少し寝かされていたが、ミニと判るスタイル然り。が、室内に乗り込んでもっとも「おぉ!」と唸らせられるのが、インパネ中央に備わる直径240mmの丸型液晶ディスプレイだ。
当初のクラシックミニのシンボルでもあった“センターメーター”は、BMWの最初のR50型から採用はされていたが、最新型では、現代的な液晶メーターとなって受け継がれ、再現されているという訳だ。
<文・写真/島﨑七生人>
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