メーカー純正の旅グルマ「NV200バネットMYROOM」を一晩使って車中泊の性能を検証

食事→就寝の極楽車中泊体験

▲スライドテーブルはバーカウンターのように

仕事をサクッと済ませたら、スライドテーブルはバーカウンターのように変身。ルーフパネルに埋め込まれた調光機能付きのスポット照明と、ルーフサイド間接照明がいい雰囲気を醸し出す。

▲自分仕様の寝床に

ベッドルームモードのままだと板の間のような感覚で硬さが気になるので、普段使っている敷布団と毛布、枕で自分仕様の寝床を構築。朝まで熟睡できた。

 

【まとめ】断熱対策をすればもっと快適に

▲スタイリッシュな内装

全国の日産ディーラーで買えて、架装部分も含めて万全のアフターフォローに「メーカー純正」という安心感、信頼性の高さは絶大。シンクやコンロといったキャンピングカー設備を省いた分、就寝スペースを広く取れて車中泊主体なら十分過ぎる内容。

洗練されたビジネスホテルを思わせるスタイリッシュな内装も◎。シートアレンジの容易さや作り込みの良さもサードパーティのビルダーとは一線を画す…ものの、断熱対策は一考の余地がある。

現状だと鉄板にトリムを被せただけの状態なので、その間に断熱材を入れるだけでも朝晩の気温が低い春先や晩秋の快適性が増すはず。さらに、エンジンオフで使える暖房(FFヒーター)やクーラーのオプション設定があると、商品力が高まりそうだ。

 

>>日産自動車

 

<文・写真/湯目由明>

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする

関連するキーワード