水平対向エンジンは、特性上燃費面で不利になりがちだが、ストロングハイブリッドのX-BREAK S:HEV EXはWLTCモード18.8km/L。
2.5Lエンジンと大柄なボディを考えれば好燃費、これで走りの良さもさらに磨き上げられているのだから、スバリスト歓喜の進化といえるだろう。

▲2.5L NAボクサー+ストロングハイブリッドのAWD
サイクリスト対応歩行者保護エアバッグは、万が一の衝突の際にボンネット上で展開する歩行者保護用エアバッグの改良型。歩行者とサイクリストでは衝突の際に頭部がボディに当たる位置が異なる。

▲サイクリスト対応歩行者保護エアバッグ
そこで、エアバッグをAピラー(フロントガラスの左右に位置するピラー)の上方向まで展開。サイクリストの頭部まで守れるようにした。徹底した安全性の追求はさすがスバルだ。
他にも、渋滞時のハンズオフ走行やカーブ前の速度制御などの機能を備えた最新の“アイサイトX” がフォレスターに初採用(EXモデル)。
リヤバンパーの下で足を動かせばリヤゲートが自動でオープン/クローズする“キックセンサー式ハンズフリーパワーリヤゲート”の採用など、安全性や快適性がより一層向上した点も見逃せない。

▲キックセンサー式ハンズフリーパワーリヤゲート
車両本体価格は、1.8L直噴ターボエンジン搭載の「SPORT」が404万8000円、アイサイトX登載の「SPORT EX」が419万1000円、ワイルド+ストロングハイブリッドの「X-BREAK S:HEV」が420万2000円、アイサイトX搭載の「X-BREAK S:HEV EX」が447万7000円、ラグジュアリーな「Premium S:HEV」が448万8000円、アイサイトX搭載の「Premium S:HEV EX」が459万8000円。

▲リヤビュー

▲新型フォレスター 走行イメージ
アウトバックが販売終了となったいま、アウトドア派スバリストにとって最高の相棒になりそうだ。
>>SUBARU
<文/CGP編集部>
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