“桐のタンス”で有名な加茂の職人が手がけた家具を備える極上空間が自慢のキャンピングカー

▲横座りの3人掛けシート。フロントシートの背もたれを利用したダイネットでテーブルを囲んでゆったり過ごせる

▲スライドドアのすぐ横に備わるキッチン家具。冷蔵庫がスライドドア側にあり、車外から中身を取り出しやすい

キッチンの対面にはフリースペースを配置。ワードローブや長尺物の収納スペースとして利用したり、ポータブルトイレを設置したりするのに都合がいい。

▲ダイネットとリヤ常設ベッドの間にあるフリースペース。ワードローブや収納庫、ポータブルトイレの設置などに利用できる

キッチンとフリースペースを挟んだリヤスペースは、ハイマウントの常設ベッドと、ベッド下を大容量のカーゴルームに利用。

ベッドは横向きに大人2名が寝られるように、リヤクォーターガラス部分に張り出しを設けてワイド化。高い天井と断熱処理のおかげで快適に寝られる。

▲運転席側のサイドウインドウはオリジナルの出窓に換装されている。アクリル二重窓が備わり、室内幅をワイド化

▲エンジンが前席下にあるキャブオーバー車の特徴を生かした、前席の背もたれを利用するオリジナルのダイネット

カトーモーターのキャンピングカーに共通するのが、新潟県加茂市の職人が手がける家具。北越の小京都と呼ばれる加茂は桐のタンスで有名な地域で、匠の手仕事が車内の隅々に息づく。

▲ベッド下のカーゴルーム。両サイドに扉付きの収納スペースが備わり、散乱しやすい荷物をきれいにまとめられる

●主要諸元
ベース車両/ハイエーススーパーロングワイドボディハイルーフ●全長×全幅×全高/5380×1950×2285㎜●エンジン/2693㏄ガソリン

 

>>カトーモーター

 

<文/湯目由明 写真/秋元栄二郎>

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