
▲20日に開催されたKYOJO Finalのスタートシーン
翌20日の13 時10 分からは、19日のKYOJO Sprintの結果で決まったグリッドで12周のKYOJO Finalが行われた。
Sprintレースで優勝した斎藤が、ポールポジションからローリングスタートをうまく決めて後方を引き離しにかかる。
しかし、後方集団でアクシデントが発生してセーフティーカーが導入され、レースは4周目からリスタートとなる。ここで好スタートを見せたのが2番手の翁長で、後方から斎藤が追いかける形になる。
この日の翁長は冷静で、最後までトップ座を守りきって今シーズン初優勝を決める。
優勝した翁長は、「気を抜いたらすぐに追いつかれてしまう位置に斎藤選手がいたので、プレッシャーとの戦いでした。後半は手足が石のように硬くなったりもしました」と、緊張の戦いを振り返った。

▲第2戦KYOJO Finalの表彰台。優勝は翁長実希、2位は斎藤愛未、3位は下野璃央
なお、2 位は斎藤、3 位は下野という結果になり、ドライバーズランキングは下野と翁長が同点でトップに並んでいる。
次大会は、8月16〜17日にインタープロトシリーズとの併催で第3戦が富士スピードウェイで開催される。
<文/茂木康之、写真/KYOJO CUP(インタープロトモータースポーツ)>