デザインを見ると新型もクロスオーバーEVだが、現行型よりすっきりした印象だ。
フロントにあった給電口がなくなり、フロントオーバーハングが短くなったためEVらしいグリルレスデザインが際立って見える。
ちなみに新型の給電口はフロントフェンダー右側が普通充電、左側が急速充電になっている。
新型はアリアと同じCMF-EVプラットフォームを採用。電動パワートレーンはモーターやインバーター、リダクションギヤの3つをパッケージにした「3-in-1」を初採用し、10%の小型化に成功している。
モーターの最高出力はB7グレードが160kW、最大トルクは355Nm。バッテリー容量が小さいB5は130kW、345Nmとなっている。B7の一充電走行距離は600km以上だという。
徹底的な空力重視で開発され、新水冷式バッテリー温調システムを採用したことで充電性能を高めた新型の発売は2025年内の予定だ。

▲水平基調のインパネは下側にスイッチ類を配置し、セレナから採用されたボタン式のシフトを採用。2本スポークのステアリングや12.3と14.3インチのデュアルスクリーンが特徴
<文/丸山 誠>
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