まだスタッドレスタイヤに迷っているならどんな雪道でも安心して走れるオールラウンダーモデルが安心です!!

▲アウディ Q5。新雪が積もった場所でも素晴らしいトラクション性能を発揮してくれ、グイグイと前に進める。旋回性能も高くて扱いやすいタイヤだ

次に試乗場所を旭岳の一般道や駐車場に移動してテスト。一般道は軽く締まった圧雪路で、よくあるスキー場近くの道路状況だ。ここでもSUVを中心に試乗したが、圧雪路のグリップ性能もトップクラス。

スタートでアクセルをグッと踏み込んでも、トラクションコントロールが一瞬入るだけで勢い良く加速する。

下り坂でのブレーキングもコントロール性が良く、しっかりと雪を噛んでいる状況が減速Gとして伝わってくる。

▲トヨタ ハリアー。SUV専用サイズを追加したことで多くのモデルに装着できた。ハリアー用も新サイズ。12インチから21インチサイズまで幅広く用意している

駐車場では新雪が積もった場所も走ったが、トレッドの排雪性が良いためトラクションが落ちないのだ。新雪でも旋回性能は高く狙ったラインを走ることができるため、安心して走れる。

ブリザックVRX3は、冬季のあらゆる路面状況下で高いグリップ性能を発揮してくれる心強い冬の相棒だ。

▲トヨタ カローラクロス。コンパクトSUVのヤリスクロスには205/65R16サイズを装着。白銀の世界を抜群のトラクション性能で走り抜けられる

▲ステアリング操作に対してタイヤのレスポンスがいいため、安心してドライビングでき、ドライバーに無用な緊張感を与えない

 

【私が乗りました】

モータージャーナリスト 丸山誠/自動車専門誌や一般誌、Webメディアなどで試乗インプレッション、新車解説などを執筆。「冬はスノーロードのテストはもちろん、氷上コースでの試乗も行う。こうしたクローズドコースでは、一般道ではテストできない限界性能を知れる貴重な機会だ」

 

<文/丸山誠 写真/澤田和久>

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