雨天時のサイドミラーの水滴…この問題を解決できる新アイテムが発売されたので試してみた!

今回発売になったばかりのカーメイト「ゼロワイパー フィルムタイプ サイドミラー用(C204)」(実勢価格:2580円)だ。

カーメイト
ゼロワイパー フィルムタイプ サイドミラー用(C204)

ネーミングからもうかがえるように、これはフィルムに撥水コートが施されている商品。フィルムの表面には目に見えない超微細な突起が作られており、水滴は付着せずに跳ねる“超撥水”を実現。停車中(0km/h)も雨を弾くのがウリだ。左右各1枚・1セット入り。

 

 

 

ネーミングからもうかがえるように、これはフィルムに撥水コートが施されている商品。フィルムの表面には目に見えない超微細な突起が作られ、水滴が付着せずに跳ねる“超撥水”を実現している。停車中(0km/h)も雨を弾くというのがウリだ。

これまで同社では液剤をミラー表面に吹き付けてコーティングする「スプレー型」を手がけていたが、少しでも触れると剥がれてしまうため耐久性が著しく低かった。

今回のアイテムは同様の超撥水機能をそのままに、フィルム化することで耐久性を大幅に向上。うっかり触れてしまったとしても効果は持続(強く擦るのはNG)する。

▲小さなミラーや異形のミラーの場合はハサミでカットして大きさを調整

フィルムのサイズは縦85mm×横135mm×厚さ1mmで、今回撮影を行ったライズでは鏡面の約8割を覆うような大きさでちょうどいい。

鏡面が狭かったり異形だったりする場合にはハサミで簡単にカットできる。ただし、着色、親水、撥水などの加工が施されているミラーや、ワイパー、超音波などの特殊な機構を持つミラーには使用できない。

▲貼り付け作業は簡単。ユーザー自身で行える

洗車後の乾いた鏡面に、スマホ用のフィルム同様に簡単に貼り付けられる。フィルムはやや厚みがあり、保護シートに挟まれた三層構造となっているため作業性に優れ、クロスを使って気泡を外側に押し出せばキレイに貼れる。

ほとんどの人が失敗なくDIY作業ができるだろう。ちなみにパッケージ内には左右1セット・2枚が入っている。

フィルムを貼った状態はまったく違和感がなく、像が歪んで見えたり色が違って見えたりすることもない。パッと見でもフィルムが貼られていることはわかるが、晴れた日にも特に目障りになるということもないだろう。

▲水をかけてもフィルム部分に水滴がまったく付着しない

貼り付けた後に霧吹きで水をかけてみたが違いは一目瞭然! 驚くべき撥水力は「超撥水」の言葉に偽りナシ。未使用時は水玉が全面に貼り付いていたのだが、フィルム使用時には水玉がまったく付かない。

近づいて見てみると水玉が面白いように跳ねている。ガラス撥水剤のように走行時の風によって水玉が吹き飛ばされるわけではないので、これならば停車中であっても水玉が付着することがないだろう。

▲フィルムを貼った部分と貼ってない部分の違いは一目瞭然

なお、メーカーの試験によると耐久性能は約3カ月。紫外線によって性能が低下するので、駐車時はサイドミラーをたたんだ状態にしておくことを推奨している。

梅雨シーズンに確実な後方視界を確保して安全運転に貢献する、信頼のおけるアイテムといえるだろう。

 

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<文/CGP編集部>

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