おすすめ比較サイトの「Picky's(https://rentry.jp/note/)」では、そんなディスプレイオーディオに関するアンケート調査をインターネット上で実施(199名回答/2023年12月7日~23日)。
回答数は少ないが、ディスプレイオーディオを購入した、購入を考えていると回答した20代から70代までの男女一般のドライバーが市販ディスプレイオーディオにどのような印象を持っているのかを知れる興味深い内容だ。
「ディスプレイオーディオを選ぶ上でのポイント」では「価格(20.4%)」が商品選びの決め手となったということで、カーナビよりも数万円低い5万円以下の価格帯が中心になっている商品らしい結果となっている。
視認性やタッチパネルの操作性がアップする大画面が人気となるのはわかる。スマホとの連携機能だけでなく本体機能の充実度を重視する人も多いようだ。

▲価格を重視する人がもっとも多い。カーナビより大幅に安く購入できるのはディスプレイオーディオの魅力のひとつ
「購入した、購入予定のディスプレイオーディオのメーカー」の1位は「パイオニア」、2位は「ケンウッド」、3位は「アルパイン」と国内の人気ブランドが上位を占めている。
面白いのは5位のパナソニック、7位のソニーで、現在のところ国内の商品ラインアップはないのだが、製品発売を期待しているという人が一定数存在しているということか? ちなみに4位の「ATOTO」はここ数年で勢力を拡大中の海外製ブランド。
スペックの割にリーズナブルな価格が魅力だ。

▲国内市販では「カロッツェリア」ブランドを展開しているパイオニアの人気がダントツだ
そして、「購入した、購入予定のディスプレイオーディオの料金」は「商品価格」のことを指しており、1位は3~5万円、2位は2~3万円、3位は1~2万円。価格を重視する人が多いという先の質問の回答とリンクし、やはり低価格帯が強い。
ネット上の最安価格でいえば国内メジャーブランドの製品でも2万円台から購入が可能なので、1位の価格であれば満足感の高いモデルを手に入れられる。
海外のマイナーブランドの製品であれば3位の2万円以下という低予算でもOKだ。

▲低価格帯が人気。5万円以下の予算でも人気ブランドの高機能製品が手に入る
その他にも、「あなたが今回のディスプレイオーディオを選ぶ際に、いちばん参考にしたもの」という調査があったが、1位は「通販(EC)サイト」(83)、2位は「比較サイト」、3位は「メーカーHP」。使用感が気になるという人は4位以下の「YouTube」、「個人ブログ」、「X」などを参考にするようだ。
満足度の高い買い物をするためには自ら情報収集が必要で、そんなときに比較サイトは強い味方になるだろう。
<文/浜先秀彰>
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