使用後の割り箸は捨てないで持ち帰る

▲割り箸はよく乾燥した、優秀な焚き付けなのである
弁当店やコンビニなどで付いてくる割り箸、数年前までは使用後はそのまま捨てていたのだが、コンビニでお絞りをいただいた際に気がついた、「拭き取って持ち帰ろう」と。
毎週キャンプに行くほどでもないため、個人的にはちょうどいい需要と供給のバランスが保たれている。
焚き付けの定位置が決まると焚き火はスマートに開始できる

▲調味料ボックスに焚き付けも収納していて、定位置が決まっている
醤油、塩、胡椒、七味やハーブ類などが入った調味料ボックスの中に焚き付けとターボライターも入っている。最近では焚き火で調理することが多いため、コンパクトにまとまったこの収納法は、我ながら理にかなっていると感じる。
あっという間の着火手順
それでは実際に着火してみよう。
今回使用した焚火台は、ソロ向きの小型円筒状タイプ。焚き火台の形状や風の状況などにより着火のしやすさが変わることもあるため、参考までにどうぞ。
風の影響がなければ、まず牛乳パックの正方形部分に着火をし、割り箸を継ぎ足していけばほぼ確実に燃え広がる。
キャンプでより大きな薪に着火したい場合は、徐々に太い枝などを足して火を大きくしていこう。

▲まずは牛乳パック(正方形部分)の切り込み部分に着火

▲続いて割り箸を投入する

▲瞬く間に完全燃焼だ
最後に補足。
焚き付けのバックアップとして、市販の着火剤やガストーチを持っておくと安心。私は荷物の運搬に余裕があるオートキャンプの場合、必ず持参している。
快適に過ごすためには、とことん便利な道具を使うべし(笑)。
<文・写真/藤原聡>
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