■2月16日まで東京都庁で新型車両を展示
舞台は東京の湾岸エリアの有明地区で、開催にあわせて建設されるフォーミュラE専用ストリートサーキットは、東京ビッグサイトを中心としたコースで1周2.582㎞。
高速コーナーとタイトコーナーを3本のストレートでつなぎ合わせたレイアウトで、地形を利用したアップダウンもあり、正確なドライビングスキルが求められる。
マシンは「GEN3 Evo」と呼ばれ、EVの最新技術が結集したフォーミュラEの最新レーシングカーで、2024/2025シーズンから導入。加速性能に優れ、発進から時速60マイル(時速96.5㎞)までわずか1.82秒と、F1マシンより30%も上回っている。
また、予選、レーススタート、アタックモード時に四輪駆動機能が利用可能で、これまで以上にスリリングなレース展開が生み出されている。

▲小池都知事
PRイベントで登壇した小池百合子都知事は、「昨年、大きな反響があったフォーミュEが今年も東京に帰ってきました。再び、この東京で、CO2が発生しないEVカーの最高峰であるフォーミュラEのエキサイティングなレースが目の前で見られると思うととても興奮しております。また、大会当日はレースが行われる東京ビッグサイトでTOKYO GX ACTIONも開催する予定で、GXの技術が体験できるワークショップや、CO2削減のノウハウを楽しく学べるイベントになっております」と挨拶。

▲ジェフ・ドッズCEO
続いて、フォーミュラEオペレーションズの ジェフ・ドッズCEOは、「今年も東京に戻ってこられて大変嬉しく思います。東京の公道を使ったこの素晴らしいレースまであと数カ月となりました。今年のレースの見どころは、新しく参戦するヤマハと、もちろん日本からは日産も参戦しますし、そして新型車両の投入です」と、GEN3 Evoの導入をアピール。
なお、2月16日まで東京都庁で今シーズンから導入された新型車両「GEN3 Evo」を展示している。
また、レース会場では1日中楽しめるエンターテイメント、好奇心を刺激するイベントがいろいろ開催されるので、興味のある人はチケットの先行予約をいますぐチェックしよう。
>>フォーミュラE
<文/茂木康之>
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