9型は純正カーナビなどで使われている7型に比べて約1.7倍の大きさとなるため、文字やアイコンなど小さな表示が見やすくなり、タッチパネルアイコンも大きくなるため操作がしやすい。
しかもWSVGA解像度(1024×600)と黒色の再現性に優れた「Normally Black方式」を採用し、きめ細かく美しい映像を展開する。
iPhoneやAndroidスマホとはワイヤレス接続ができ、Apple CarPlayやAndroid Autoを介して対応アプリを内蔵機能と同様にコントロールできる。
カーナビアプリやメッセージアプリ、音楽アプリなどを安全、快適に扱え、音声制御にも対応している。ハンズフリー通話もOKだ。

▲PxLinkアプリをインストールしたスマホをリモコン代わりに使える。スマホの表示項目はカスタマイズが可能だ
また、専用アプリの「PxLink」を組み合わせればスマホをリモコン代わりに使用できるようになる。Apple CarPlay/Android Autoの地図画面を表示させたまま、曲の再生/停止やイコライザー設定、FMラジオへの切り替えなどが可能。
さらに「Apple CarPlay」ではメニュー画面にショートカットキーを割り込み表示する「スプリットスクリーン」も利用できる。

▲Apple CarPlayはスプリットスクリーン機能により、メニュー画面にショートカットキーを表示できる
このほか高音質再生も特徴で、フルカスタム高性能48 bitデュアルコアDSPをはじめとした高音質パーツの採用や、タイムアライメント、13バンドグラフィックイコライザー、アドバンスド・サウンドレトリバーといったさまざまなオーディオカスタマイズ機能も備えている。
オープン価格だが、想定実勢価格は10万円前後。
>>パイオニア
<文/浜先秀彰>
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