
▲購入時の標準タイヤもグッドイヤーだったステップワゴンにVECTOR 4SEASONS GEN-3を装着

▲タイヤのサイドウォールには、M+S(マッド&スノー)表記に加え、欧州で冬用タイヤとして認められた証であるスノーフレークマークも表記されている
履き替えてまず感じたのは、スタッドレスタイヤ交換時のようにハンドルが軽くなったなという点。走り出してみると少し硬い感じはするが、タイヤノイズは標準タイヤ装着時より若干大きくなったかなと感じる程度。
でも、運転していてノイズが気になるほど大きい訳ではなく、カーオーディオの音楽を快適に楽しむことが可能だ。
また、溝底ほど溝幅が広くなる構造を採用することで、摩耗が進むと途中で溝幅が拡大するという。
この広がった溝幅が排水性能を確保して、ウエット性能の低下を抑制(35サイズ中34サイズがウエットグリップ性能「a」)してくれるので、私のように走行距離が多いドライバーには、強い味方になってくれるはずだ。
今後、走行距離が延びてきた時のウエット性能にも注目してみたいと思う。

▲センター部に向かって狭くなる溝とパターンの最適化によりノイズを低減した新Vシェイプドトレッドを採用する
そして高速道路における直進安定性もあり、今のところノーマルタイヤとの違いはほとんど感じない。
先日、ワインディングロードも少しだけ走ってきたが剛性もグリップ力もしっかりしていて、ノーマルタイヤとの違いはほとんど感じなかった。
多分、オールシーズンタイヤと言われなければわからない程の仕上がりで、乾燥路では快適なドライブが楽しめるだろう。

▲ノーマルタイヤと比べてもロードノイズは気にならないレベルで安心
一番気になるのは、雪道での走行性能。今冬は首都圏でどれだけ雪が降るか不明だが、雪道でオールシーズンタイヤがどのような走りを見せてくれるのか。
スタッドレスタイヤの保管代、交換の手間などを省いて、本当にこのタイヤだけでオールシーズン過ごせれば最高だが…。雪道走行をした後に、またレポートをお届けしたい!
>>日本グッドイヤー
<文・写真/茂木康之>
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