エンジンはもちろんシャシーやラダーフレームなどを一新した5代目「三菱・トライトン」のターゲットは?

5代目となった新型は、シャシーはもちろんラダーフレームやエンジンなどを一新。ボディを拡大し、日本でのライバルとなるトヨタのハイラックスよりひとまわり大きい。

▲新開発の4N16型クリーンディーゼルエンジンを搭載。2ステージターボにより150kWの最高出力と約1500回転から470Nmの最大トルクを発生する

特にラギット感のあるエクステリアデザインのため、大型SUVらしい迫力が魅力でもある。

大きなフロントグリルと3連L字型LEDデイタイムランニングランプがシャープさを際立たせ、その下には3眼プロジェクターヘッドライトをレイアウトし、目ヂカラが強いのも存在感を高めているポイントだ。

ルーフレールやベッドライナー、荷台のオシャレなスタイリングバーはGSRグレードのみの装備で、GLSはオプションでも選べない。

▲ステアリングヒーターや本革巻シフトノブ、シフトレバーブーツは全車標準装備

▲GSRの運転席はオレンジステッチ付きの本革パワーシートを採用。運転席と助手席には全グレードにシートヒーターを装備

インパネは走行時の車体姿勢の変化がわかりやすい水平基調を採用。

本格SUVらしくダイヤルやスイッチ類は手袋をしたままでもしっかりと操作ができるように大きくデザインされている。

日本にはダブルキャブのみの導入で、アウトドア志向が高いファミリーにオススメしたいSUVだ。

▲SS4-IIシステムを採用。走行モードはグラベルやマッド(泥ねい)、ロック(岩場)など7つのモードを備え、路面によって最適なドライブモードを選べる

 

>>三菱自動車工業

 

<文/モータージャーナリスト 丸山誠>

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