【愛車で行く!お手軽山歩きVol.3/栃木県】渡良瀬川の源流部へ「孤高のブナ」に会いに行く

ともあれスタートです。

▲車両通行止めのゲートを横から通ります

まずは取付口(登山口)へと向かいますが、銅親水公園から先の道は一般車両が進入禁止になっているので、そのゲートをパスして進みます。

▲写真の左に見えるのが中倉山へ続く中倉尾根です

銅親水公園から登山口までは3kmほどの舗装路歩きです。途中で松木川を渡り、仁田元川に沿って進みます。

▲取付口には手書きの「中倉山入口」案内などがありますので、見逃さないようにしましょう

40分ほどで中倉山への取付口に到着。CT(コースタイム=標準的な歩行時間)はおおよそ50分ほどのようなので、レポーターはかなり飛ばしてきた感じですかね。

ここからいよいよトレイル(未舗装の道、登山道)に入ります。

▲幅は狭いものの明瞭な道が延びています

トレイルに入って最初のうちはスイッチバックで斜面を登る道で、傾斜もあまりキツくないのですが…すぐに急登となります。

▲キツイ傾斜の登りが続きますが、その分グングンと標高を上げられます

路面はよく踏まれていますが、露岩と木の根の張り出しが多い感じ。のっけからの試練(?)ですね。道はやや不明瞭なところもあり、へたれハイカーのレポーターが以前登った際には、道を外してしまったことがあります。

今回、その道を外れたポイントを確認しましたが、どうしてここで道を外れたのかわからないようなところ…急傾斜の登りでいっぱいいっぱいになっていたからでしょうか? やっぱり山道では常に周囲に注意して登らなければいけませんね。

▲尾根上は広く、路面はフラットで歩きやすくはあります

急傾斜の中をひたすら登って行くこと40分ほどで尾根(枝尾根)上に出ました。やれやれこれで少しは傾斜もユルくなるのか…なんて思いきや、その先もけっこうな急角度のまま(涙)。

▲枝尾根上に到達してから10分ほど進むと現れる小ピーク

尾根上を進むと小ピーク状になっている場所に出ます。木々のすき間から見えているのが、目指す中倉山の山頂方面だと思われます。

▲写真左の巻き道に向かう道はさらに途中で分岐しており、山頂方面に向かうこともできます(下山時に使用)

小ピークから進んで鞍部(コル=尾根上で低くくぼんだ部分)を過ぎると、稜線に向かう道と中倉山の巻き道に向かう道との分岐に出ます。

レポーターは稜線に向かうので、写真右の道を進みます。

▲北側に見えていたのは中禅寺湖南岸の社山~半月峠の稜線、さらに奥に見えるのは男体山ですね

5分足らずで視界が開け、松木渓谷を取りまく峰々が眼前に現れました!

▲松木渓谷の谷間にかかった虹

ちょっと西に目を向けると、なんと虹がかかっていました! これは幸先がいいかも!?

▲見晴らしのいい稜線上に出ました

稜線上を西に進みますと、いったん樹林帯に入りますが、10分足らずでまた視界が開けます。

▲写真は2023年10月初旬の山頂の様子。現状では別の山頂標識があるようです

そんなこんなで中倉山の山頂に到着しました~ッ!

レポーターの足では銅親水公園を出発して、およそ1時間くらい。ちょっとハイペースだったかもしれません。

▲山頂から西側を眺めると、開放感のある風景が広がっています

【次ページ】その先の稜線へ!

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