【前後・左右・車内を記録できる】最先端ドライブレコーダー3機種でもっとも優秀だったのはどれ?

駐車監視モードに自動で切り替わる機能を標準搭載

ユピテル marumie(マルミエ)Q-32R

実勢価格:4万5800円前後

ユピテルの360°ドライブレコーダー「marumie(マルミエ)」の最新、最上級モデル。360°カメラを搭載した本体にリヤカメラを組み合わせ、駐車監視機能を標準搭載する。360°カメラは500万画素のSTARVISセンサーを搭載し、水平360°/垂直240°の画角。リヤカメラは200万画素STARVISセンサーで水平128°/垂直63°の画角を確保。広いエリアをカバーするうえに高精細で同クラスではトップレベルのスペックといえる

 

▲本体、リヤカメラともにコンパクトで、視界を妨げずスマートな取り付けができる。どちらもブラケット一体のスマートな形状だ

▲本体背面には視認性に優れた2.4インチディスプレイを搭載。側面と底面の操作ボタンはいずれも大型で扱いやすい

▲感度設定可能なGセンサーやHDRを前後カメラに設定。電源はアクセサリーソケットからではなく、付属の+B/ACC電源直結コード(約4m)での取り付けとなる

▲背面の2.4インチディスプレイと、側面&底面の大型ボタンによって各種の設定操作が行える。安全サポート機能も充実

クリアな画像で状況把握はバッチリ! 夜間の側面の様子もしっかり見える

 

昼 [全周+後方]

昼 [前方+左右+車内]

昼 [前方+後方]

昼 [左右+後方]

▲ビュワーソフトでは大きく写っている映像が360°カメラ。このように画像変換で多くのパターンで見られる。スクロールさせることも可能だ。通常のドラレコのように前方を広く捉えながらも車内は後席まで状況がわかる。360°カメラとしては鮮明で、実用性は大満足

 

夜 [前方+車内+車内]

▲360°カメラ、リヤカメラともに高感度で夜間に強いSTARVISセンサーを搭載。車両周囲を鮮明に撮影できているのがわかる

 

ユピテル「marumie(マルミエ)Q-32R」はベストセラーの新型モデル。というのも、同社は360°ドライブレコーダーの歴史が長く、これまでモデルチェンジごとに改良を施してきた。

それだけに最新モデルの完成度は抜群に高い。

ケーブルの接続部にカバーを施していたり、手動録画ボタンが赤く塗られていたりと上質感のある仕上がり。

本体内蔵のフロントカメラは、やや前方を向いたアングルのうえに垂直240度という広い画角で、近くの信号や高い位置の看板までしっかりとカバーする。

しかもセンサーは500万画素・記録解像度1920✕1920と高精細な映像を記録できる。

また、駐車監視モードが充実しているのも特徴で、オプションを接続することなく利用可能。ACCのOFFと同時に駐車監視モードが起動し、振動や周囲の動体を検知して自動録画を行う。

さらに、より高度な動体検知ができる接近検知マイクロ波センサーをオプション設定している。万全を期したいなら、プラスしておきたい。

【次ページ】ネオトーキョーを検証

この記事のタイトルとURLをコピーする