パックラフトのほかに必須の装備について
【PFD(ライフジャケット)】

▲mtiのPFD。カラーとデザイン、手に入れやすい価格なのでこれに決めた
なにはともあれPFD(ライフジャケット)。コイツを着用せねば出艇してはならない。価格はピンキリだが10年ほど前、ネットで1万円前後のPFDを購入した。mtiという信頼性のあるブランドだ。これはSUPに乗る際も着用している。
【パドル(2分割式)】

▲10年ほど前に購入したパドルをそのまま使用
パドルはパックラフトの操作をするための必需品。PFDと同様、こちらも以前から持っていたものを流用。2分割式で、アルミフレームタイプ。当時はネットで4000円前後で手に入れた。ゆくゆくは、よりコンパクトになる4分割式もほしい。
【防水バッグ(主に貴重品入れ)】

▲スマホや財布を持ち運ぶ際は、防水グッズで水濡れから守りたい
TARP MATEの防水ポーチは完全防水の「IPX7」認証を受けている。丈夫なPVC素材で止水ジッパーを採用しており、気密性が高い。ネットで2000円前後とリーズナブルな価格で手に入れられるのでおすすめ。ストラップは別売りなので、別途用意すると便利。2カ所のハトメあり。
ただし、私は完全防水と謳われていても念を押すタイプ。ジッパー付きビニール袋と2重に併用することで、防水対策を万全にしている。主に持ち運ぶのはスマホと財布、クルマのキーである。
かさばるPFDとパドルはこんなふうに車載してはいかが?

▲車内の天井下に挟んで収納し、いい具合に固定できている
後席のアシストグリップにはバーを配置し、さらに助手席から後席右のアシストグリップにはハンギングハンギングチェーンを配置して上部収納を可能に。キャンプをする際には、折りたたみ式のマットレスも追加で挟んで固定する。
春先のほぼ濡れない前提の静水域パックラフトスタイル

▲春先以降、水辺で遊ぶ際は大体このスタイルだ
今回向かった四万湖は標高約700mで、訪れた4月19日の気温は15〜16℃の曇り空。さらに微風があり、少し肌寒かった。こんなとき、薄手のウインドブレーカーは役立つ。PFDとの相乗効果で、体温を高めてくれる。
低山に登る趣味があるため、装備は山のものをほぼ使い回し。派手に濡れる可能性があるため、速乾性の高い化繊素材のウエアを着用するのがマストだ。
それと、日差しが強い場合は水面からの照り返しもあるし、視認性をよくするためにサングラスはぜひ用意したい。併せて日焼け止めもどうぞ。
さあ準備が整ったところで次回、いよいよ格安パックラフトの使用感をレポートします!
<文・写真/CGP編集部・F>
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