長距離ドライブの難敵である“車酔い”になりにくくするための有効な方法とは?

三半規管への刺激を抑えるには、シートバックを適度にリクライニングさせ(危険防止の観点から寝転ぶのは厳禁)、頸や後頭部の下にタオルを敷いて頸や頭が動かないようにするといい。

また、視覚情報も感覚がズレる原因となるので、目をつぶったり、サングラスをかけたりするなどが効果的。目をつぶると余計に酔うというなら、流れる雲など遠くを眺めていると酔いにくくなる。

これと併せて、心と体をリラックスするように心がけると、酔いの程度が軽減する。服の首元や胸回り、ズボンのベルトなどを緩めて、体への締め付けを抑えれば極めて効果的。

好きな飲み物を少しずつ飲んだり、顔に風を当てて気分をスッキリさせたりするのも良い手段だ。また、空腹や満腹は酔いの引き金になるので、軽い食事はしておくべき。

それでも酔ってしまったら、こまめに休憩を取ってクルマを降り、軽く体を動かすと酔いがスーッと引いていくことも。

クルマ酔いに効くツボやグッズ類もあるので、事前に勉強しておくと不安感がいくらか和らぐだろう。

 

【Rescueポイント】
・できるだけ長めの休憩を
・衣服を緩めて体をラクに
・窓を開けて体に風を当てる

▲ドライブ中の姿勢ひとつで酔いやすさは左右される。できるだけ体をリラックスさせ、窓の外の雲を眺めるなどして、三半規管への影響を抑えよう

 

<文/CGP編集部 イラスト/SAKIE>

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