まず驚かされたのは電波の“飛び”が抜群なこと。同社のデータでは見通しで最大10㎞、市街地で最大1㎞となっており、従来比2倍以上の距離とのことだが、これを実感できる。
高層マンションを挟んだ裏側の駐車場でもまったく問題がなく、住宅地で徒歩5分程度離れていても使えた。
電波の回り込み特性に優れたLoRa長距離無線技術を採用した特定小電力無線を採用しているためだろう。
そして便利なのがアンサーバック機能で、エンジンが始動できたかどうかを液晶ディスプレイでチェックできる。さらに車内温度やバッテリーの電圧、ドアロック状態も表示する。
もちろん無駄にエンジンをかけっぱなしにしないよう設定時間や設定温度でエンジンが切れる機能も用意。残りのアイドリング時間もリモコンでチェックできるので安心だ。

▲取付作業はショップに依頼するのが安心。取り付けの適合はカーメイトの公式サイトで確認しよう

▲アンサーバック機能により、動作状況はリモコンのディスプレイで確認できる。クルマが見えない場所でも安心だ

▲(写真上)車内温度をあらかじめ確認してからエンジンをかけるかどうか判断し、適温になった時点で乗り込める。(写真中)低消費電力仕様ではあるがバッテリー電圧も確認が可能。(写真下)オプションを接続すればドアロック操作にも対応する

▲リモコンをキズや汚れから守るシリコン素材の抗菌カバー(1980円)を用意。ブラック、ネイビー、カーキグリーンの3色から選べる
>>カーメイト
<取材・文/浜先秀彰>
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