新型の車載用Wi-Fiルーターがパイオニアから登場したけど旧型と何が変わった?実際の使い勝手は?

車内でインターネットが定額使い放題となるカロッツェリアの車載用Wi-Fiルーターがモデルチェンジした!

発表はすでに本年5月に行われていたが、いよいよ9月から新型の「DCT-WR200D」を発売。今回は旧型モデルの「DCT-WR100D」と比べてみた。

▲パイオニア カロッツェリア車載用Wi-Fiルーター DCT-WR200D(実勢価格:2万2000円前後)

 

大きな違いはケーブルの接続がUSB-Cへの変更

車載用Wi-Fi「DCT-WR100D」と後継の「DCT-WR200D」は見た目も大きさもそっくり。以前からカロッツェリアの車載用Wi-Fiルーターに興味を持っている人ならば「一体どこが変わったの?」と思うだろう。

外観上でもっとも大きな違いは接続端子で、本体側はコネクター型からUSBタイプCに、そして電源側はシガープラグからUSBタイプA(USBシガーアダプターを付属)に変更している。

これにより新型ではUSB端子が設けられている車両にはダイレクトに接続が可能となり、シガーライターソケットを占領したり、市販の2穴ソケットや3穴ソケットなどの用品を利用したりする手間や購入費用が不要となった。

 

 

ちなみにUSB端子がない車種用としてUSBシガーチャージャーが付属。しかもUSBタイプA端子を2系統備えているため「DCT-WR200D」を使用していても、同時にスマホの充電などが可能だ。

また、これまでのコネクター接続では根元の部分で赤と黒の配線が見えていたがUSBならば見た目もスッキリして“今風”になった。

余談だがUSBタイプCと聞くとついモバイルバッテリーを接続したくなる人もいるだろうが、夏場をはじめ高温となる環境で車内に放置すると爆発事故などが起きる危険性があるので絶対に避けてほしい。

【次ページ】走行前後の使い放題時間が大幅に延長

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