そして機能面での注目ポイントも! カロッツェリアの車載用Wi-Fiは走行中での利用が前提となっているのだが、駐車中にも時間制限付きで使える“オマケ”が付いており、「DCT-WR100D」では走行前30分、走行後は1時間で使用可能だった…。
もちろんそれでも十分なのだが、新型の「DCT-WR200D」では走行前、走行後ともに2時間に延長している! これだけ長時間であれば、それほど時間を意識せずに利用でき、映画の1本も見られそうだ。使い勝手が大幅にアップしたといえるだろう。

▲図のように新型の「DCT-WR200D」では走行中は無制限で利用ができ、走行前と走行後は最大2時間までという制限が付いている。現行モデルの「DCT-WR100D」も秋に行われる予定のアップデートによって同様の仕様に変更される予定だ
そんな機能アップの話を聞くと「DCT-WR100D」のユーザーはなんだか損をした気分になるかもしれないが…そこはユーザー思いのパイオニア製品。なんと、通信によるアップデート(本年秋に実施予定)によって「DCT-WR200D」と同様に使用時間が拡大する予定とのこと。ぜひ安心して使い続けてほしい。
ディスプレイオーディオやカーナビアプリの使用機会が多いうえ、スマホで情報を取得し、ストリーミングで映像や音楽も楽しんでいる。そんな通信のヘビーユーザーならばカロッツェリアの車載用Wi-Fiはメリットがいっぱいだ。
全国津々浦々でつながる高速通信のドコモLTEが1カ月当たり1100円(365日プランの場合)で使い放題。そのうえ同時に5台までのネットワーク機器接続が可能なので、家庭の通信料金節約に大いに貢献するだろう。
【利用プラン】
・1日…550円
・30日…1650円
・365日…1万3200円
■旧型
■新型

▲本体のケーブル接続部はコネクターからUSBタイプCに変更されている。従来型ユーザーからは「赤黒コードが見えるのが…」という意見も多かったとか

▲新型では電源端子をUSBタイプAに変更しているが、シガーソケット用アダプターを付属する
■取り付け位置

▲本体は付属のベルクロテープを使って固定。装着方法は進行方向に向かって縦方向または横方向と決まっている

▲通信にはドコモのLTE回線を使用しているため安定した通信環境が得られる
>>パイオニア
<文/浜先秀彰>
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