
▲ドライバー視点から父・野田英樹さんはJuju選手の成長振りを解説してくれた
デビュー戦からドライバー視点でアドバイスを送ってきた父は、「最初はチームの経験あるドライバーのセッティングでレースに挑んでいたが、最後はJujuのセッティングをもう一台が使うようになった」と、Juju選手の成長を語る。
Juju選手本人も「苦しい戦いの中で自分なりに得ることも多く、成長した1年でした」と振り返る。また、今年から進学した大学とレースの両立についてなど、普段では聞けない話が盛りだくさんであった。

▲Juju選手はレースだけでなく学生生活などの話もしてくれて会場は盛り上がった
トークショー終了後には、希望者全員とのツーショット撮影会、お宝グッズが当たる抽選会も行われて、参加者はJuju選手との触れ合いタイムを楽しんでいた。

▲ファンからの温かい声援に終始笑顔で応えていたJuju選手
そしてイベント終了後、会場に集まったプレス向けの囲み取材では、今日のイベントを振り返って「思った以上にたくさんの人に集まっていただき、すごく嬉しいです。サーキットでは、今日のようにしっかりとお話したり、写真を撮ったりする時間はなかったので、ファンの方々と交流でき、これからも頑張っていこうというエネルギーになりました」と語るJuju選手。
トークショーでも話に出ていた来年のレース活動については、「今のところ来年の見通しは厳しいですね。SUPER FORMULA参戦に当たってチームとは3年計画で話をしていたのですが、最終戦の少し前にチームから来年は参戦しないと聞かされ、その時点から新しいチームを探すのは…。自分としては、来年も今年1年を通じて学んできたことを活かせるSUPER FORMULAに参戦したいと思っています。ただし、どのような状況になったとしても、その環境の中でベストを尽くしてチャレンジを続けていきます」。
ここまでのレース活動も、「負けても負けても諦めない」の姿勢で戦い抜いてきたJuju選手。そのモットーで、来年もさらなる活躍を見せてくれるはずだ。

▲来年の活動はまだ未定だがファンの声援を受けてさらなる活躍を見せてくれるはずだ
<文・写真/茂木康之>
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