3月27日(木)、レッドブル・レーシングは4月4日(金)〜6日(日)まで鈴鹿サーキットで開催されるF1日本GPに、角田裕毅をドライバーとして起用することを発表した。
この決定により、今シーズンの開幕戦から2戦、レッドブル・レーシングのドライバーを務めていたリアム・ローソンは角田と入れ替わる形で、レーシングブルズへと移籍することになった。
レッドブル・レーシングとレーシングブルズは兄弟チームで、レーシングブルズはセカンドチームという位置付けのため、今回の人事は角田が昇格、ローソンは降格ということになる。
角田とローソンは昨シーズン後半に、RB(現・レーシングブルズ)でチームメイトとしてF1を戦い、シーズンオフにはレッドブル・レーシング昇格を競った間柄だ。
この時はローソンに軍配が上がり、今シーズンのレッドブル・レーシングのシートを得ていた。だがローソンは、シーズンが開幕すると開幕戦オーストラリアGPはクラッシュでリタイア、第2戦中国GPでは予選最下位に沈み込み、決勝は12位とポイント圏外に終わった。
このふがいない成績により、今シーズン上り調子にある角田との交代説がささやかれていたが、それが今回の発表で現実のものとなった。
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