Jujuの父は、F1参戦や国内外の幅広いレースで活躍したレーシングドライバーの野田英樹氏。父から3歳の時にプレゼントされたカートに乗り始めたのをきっかけにJujuは4歳でカートレースデビュー。
2020年からは渡欧して武者修行を積み、2023年はイタリアのジノックスF2000トロフィーでチャンピオンを獲得するなど活躍した。
そして12月には、鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュラのテストに参加し、今年の1月9日にTGM Grand Prixの53号車ドライバーとして起用されることが発表されていた。
そのJujuが今回記者会見を行い、今春から日本大学スポーツ科学部へ進学することと共に、今シーズン参戦するマシンのカラーリングを発表した。

▲日本大学スポーツ科学部がある三軒茶屋キャンパスで記者会見は行われた
進学に当たってJujuは、「女性である私がレースの世界で結果を残してきていることを、大学で科学的に分析することが自分のレース活動、将来につながるはず。レースについては成績よりも、まずはベストを尽くして成長していきたい」と語った。

▲2月14日に普通自動車の免許を取得したJujuは、記者から渡された初心者マークを持っての記念撮影にも応じていた
記者会見後、Jujuは場所を移動してスーパーフォーミュラを主宰する日本レースプロモーション(JRP)の2024年開催概要発表会にも出席。
JRPの近藤真彦会長、上野禎久社長、Jujuと同じくスーパーフォーミュラに参戦する大湯都史樹、岩佐歩夢、ABEMAモータースポーツアンバサダーの日向坂46・富田鈴花さんとともに登壇し、今シーズンの目標やレースを盛り上げる施策などについてトークを繰り広げた。

▲スーパーフォーミュラの記者会見に出席した日向坂46・富田鈴花さん、JRPの近藤真彦会長、ドライバーの大湯都史樹、岩佐歩夢、Juju(写真左から)
なお、スーパーフォーミュラの開幕戦は3月9〜10日に鈴鹿サーキットで開催されるため、Jujuは現役女子高生としてデビューを果たすことになる。4月以降は女子大生として、6大会8レースを戦うことになるが、どのような戦いを繰り広げるのか注目されている。
<文・写真/茂木康之>
- 1
- 2