
▲本体は純正ルームミラーの上から被せて付属ゴムバンドで固定する
純正のルームミラーに重ねて付属ゴムバンドで固定し、カメラはリヤウインドウの内側に粘着テープで貼り付けて装着。電源はアクセサリーソケットから取得できる。
シンプルなデザインで横幅は290mmとそれほど大きくないので後付け感がなく、スマートなビジュアルだ。

▲日中の映像。クッキリとしていて隣の車線の状況までわかるほど広い視野角を持つ
エンジンを始動すると素早く立ち上がり、待たされる時間はほとんどない。ディスプレイはIPS液晶を採用しているため、視野角が広く表示もクッキリとしていて色合いも自然だ。
カメラが捉える映像クオリティは満足できるものでフルHD画質(解像度1920×1080)のうえ、高感度に定評があるソニー製STARVISセンサーを採用。明暗差を自動補正するWDR/HDR機能も搭載されている。昼夜を問わずさまざまな走行シチュエーションでクリアな映像を展開する。

▲トンネル内の映像。STARVISセンサーやWDR/HDR機能によって明るく鮮明だ
純正ミラーに比べるとカメラが捉える後方映像はエリアが広く、画角は対角131.6°/水平106.8°/垂直55.2°。広角で隣接車線を走行するクルマの動きまでしっかり確認できる。
ただし従来の感覚で見ていると距離感が異なって見にくい(周囲のクルマが小さく見える)場合には、デジタルズーム機能によって5段階の拡大表示も可能となっている。
また、配線を車両と接続すればバックモニターとしても利用OK。下向きの表示とともに距離感を示すガイドラインが現れる。
操作は静電式タッチパネルでメニュー設定や表示エリアの選択ができ、動きもスムーズ。だれでも簡単に思ったとおりのコントロールができる。
なお、電源ON/OFFスイッチを底面に装備しており、電源を切ると通常のルームミラーとして使用できる。後席の様子を確認する際などに活用するといいだろう。

▲必要なパーツはすべてパッケージしており、ユーザー自身でDIY取り付けができる
>>データシステム
<文/CGP編集部>
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