高精細映像を実現して2系統入力端子を装備
SUVやミニバン、キャンピングカーなどの大きなクルマで取り回しにストレスを感じる…そんな人にぜひ活用してほしいのがデータシステムからリリースの「スーパースリムAHDモニター+AHDカメラセットパッケージ」だ。
7インチのオンダッシュ型ディスプレイとバックカメラを組み合わせたシステムだが、注目は「AHD」仕様ということ。AHD(Analog High Definition)はHD規格の映像をアナログに変換し、従来のケーブルを用いて伝送する信号規格。
このシステムではHD画質の高精細な車両後方映像を常時表示でき、車庫入れや縦列駐車でバックカメラとして使うだけでなく、運転中に後方車両やドライバーの動きをチェックするのにも役立つ。
また、カメラ入力端子は2系統あり、市販カメラの接続も可能。今回の取材したクルマでは同社製の別売りサイドカメラを組み合わせ、車両の後方と左前方の状況を同時に確認できる仕様だった。

▲付属のリヤカメラ。約200万画素、フレームレート30fps、画角は水平150°/垂直90°で、ガイドライン表示/非表示切り替えも可能。サイズはW23×H21×D34mm (W・H:ステー除く、D:ステー含む)。重量は約65g(ステー、及びケーブル含む)
サイドカメラをプラスしてチェック!

▲データシステムでは「車種別サイドカメラキット(2万774円~)」をラインアップ。ドアミラーと一体化するスマートなカバーに高画質な小型カメラを組み合わせている。市販のモニターやカーナビと接続することも可能だ
ADHによるクッキリした映像は視認性抜群でとても見やすい。バックカメラ映像にはガイドラインも表示し、車両後方の距離感もよくわかる。表示パターンは順に切り替えが可能で、画面下のボタンにタッチするだけでOKだ。

▲付属のリヤカメラに加え、別売りの同社サイドカメラを装着してチェック。モニターは写真で見るより高品質で高級感がある
表示は左右2分割や上下2分割表示も可能

▲左がリヤカメラ、右がサイドカメラ

▲上がサイドカメラ、下がリヤカメラ

▲上がリヤカメラ、下がサイドカメラ

▲サイドカメラ全画面

▲リヤカメラ全画面

▲左がサイドカメラ、右がリヤカメラ

▲モニターは角度調整など自由度が高くベストポジションに向けられる
>>データシステム
<取材・文/浜先秀彰 写真/金沢文春>
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