累計ダウンロード数10万件を達成したパイオニアのスマホ向けカーナビアプリ「COCCHi(コッチ)」を使ってみた!

▲実際に取り付けて走ってみた

COCCHi(コッチ)
月額350円(基本プラン)
※機能を制限した無償プランあり

愛車のカーナビに収録されている地図情報が古かったり、会社のクルマにカーナビが付いていなかったり…そんなときに役立つのがスマホ向けカーナビアプリだ。

COCCHiはiOS用、Android OS用の2種類を用意しているが、今回はiOS用を手持ちのiPhoneにインストールして使ってみた。

地図表示や1ルート探索など基本的な機能は無料で使えるが、フルで機能が使える基本プランでも月額350円と他社の有料プランよりはグンとお安め。しかも最初の1カ月はお試し期間として無料だ。

結論から言ってしまうと、かなり使える!

カーナビを毎日のように使う筆者でもまったく不満はない。音声案内については、どんなカーナビよりも充実しており、スマホの小さな画面に視線を移すことなく使える。

「国道〇〇号線に入ります」、「2分道なりです」、「3つ先の信号を左です」「右寄りの車線がオススメです」と、道に詳しい同乗者レベル。

これは同社のAI搭載通信型オールインワン車載器「NP1」に搭載しているスマート音声ナビの開発で培われた技術だろう。音声案内も、基本プランについてはニューラル音声(カスタム音声)となり、人間の発話に近いガイダンス音声になっている。

また、操作メニューのわかりやすさや読み取りやすい地図などは、さすが老舗カーナビメーカーだ。

スマホ単独利用時に横画面表示に対応していればもっと使いやすいだろう。こちらは今後のバージョンアップに期待したい。

オービスポイントや交通規制情報も知らせてくれる

▲地図上にオービスのポイントも表示できるので、スピード出しすぎも防げる。また、事故や故障者などの情報をアイコン表示。スマートループ渋滞情報を取得可能

フリーワードやジャンルなどでスピーディに検索

▲フリーワード検索は名称、施設電話番号、施設住所に対応。ジャンル検索は駐車場やガソリンスタンド、コンビニ、ファミレスなどを素早く探せる。

運転の好みに合わせたルートを提案

▲目的地を設定すると複数のルートを提案。上部のタグは「早」、「安」、「広」の3種類で、ユーザーのニーズに合わせたルートを選択できる。それぞれのルートの距離や高速料金、ガソリン代金も比較可能

住所検索でなら個人宅でも目的地を設定できる!

▲有名施設以外の住所を検索する場合はフリーワード検索ではなく住所検索を利用。表示されるリストから順番に絞り込んでいく。ジャンル検索の中には「トイレ」という項目もある。緊急時には大いに役立ってくれるはず

地図表示もわやすく詳細市街地図も!

▲50mスケール以下は詳細市街地図、100mスケール以上は道路地図表示となる。カロッツェリアのカーナビと共通するデザインは見やすく、情報量が豊富だ

Apple CarPlay/Android Autoにも対応

▲Apple CarPlayやAndroid Autoに対応するディスプレイオーディオ上で、COCCHiを車載カーナビのように利用できる。音声操作も可能

案内は交差点や分岐などリアルな表示でわかりやすい

▲一般道の主要交差点では周囲の建物まで描くリアルな拡大図を展開(左)。高速道路の分岐点はデフォルメした案内図を表示(中)。スマートループ渋滞情報を基に、高精度な渋滞回避ルート探索も行える。案内中にも、より効率の良いルートを提案(右)

※この記事はカー・グッズプレスVol.102を元に構成しています。COCCHiは日々進化しているので、仕様の変更が行われる場合があります

 

>>COCCHi

 

<文/浜先秀彰>

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする