ところで筆者の所有車のキーの中での〝最新型〟はフィアット500のそれで、ボディ色と同じカバーのついたキーフォブに、いわゆるジャックナイフ式で、内溝の彫ってあるブレードをボタンになっているロゴを押して飛び出させて使うタイプ。
かろうじてキーフォブの端についている穴にはOリングが通してあり、自宅のキーや、ちょっとしたキーホルダーを付けて使っている。
「なくさないように、首から下げられる、昔のケータイとかデジカメで使っていた〝ネックストラップ〟を付けておいたら?」とは家内の弁だが・・・。
キーホルダー。思えばずっと、クルマを乗り換えるタイミングがくるとこだわって選んでいたもののひとつだ。もちろんキー単体で持ち歩くよりもなくしにくい・・・そんな機能面でのメリットもある。
が、それ以上に、クルマのオーナーであれば所有する自分のクルマの楽しみ方の一部としてキーホルダーがあるのではないだろうか。
写真は家内から「また何を遊んでいるの?」と言われながら自宅の仕事部屋でああだ、こうだと1時間くらいかけて撮った、今、手元にある僕のキーホルダーのコレクションだ。
こうして見ると圧倒的に多いのはアルファロメオ関連のキーホルダーだが、およそ20年ほどで5台乗り継いだときに実際に使っていたもの。
赤く丸いキーヘッドのアルファロメオのキーは、手に持つたびにどこか気持ちをシアワセにしてくれたキーで、キーホルダーも盾型のフロントグリルを模ったものやロゴが付いたものを奢って、アルフィスタであることを存分に楽しんでいた。
四つ葉のクローバーもアルファロメオのシンボルのひとつだが、これは知人がどこかの観光地から買ってきてくれたお土産だ。
VW、ミニなどに乗っているときにはそのロゴのついたもの。
いすゞ・ピアッツァのときには、たまたま手に入った〝ジウジアーロ・デザイン〟のキーホルダーを合わせていた。
それと〝VAN〟のおなじみのステッカーと同じデザインのキーホルダーは、45年前に免許をとって初めてのクルマ(いすゞ117クーペ)のときに使っていたもので、デスクの引き出しの奥から出てきたもの。
それとナルディのウッドステアリングのミニチュア版のキーホルダーは、わりと近年、ネットで見つけたもので、ちゃんとナルディ純正で、本物と同じようなパッケージに入っていた。
キーホルダーはキーを使うときには必ずついているもの。それだけに、クルマそのものと同じように、キーホルダーの一つひとつにもその時々のさまざまな思い出がある。
<文/島﨑 七生人(モータージャーナリスト)>
- 1
- 2