一緒にドライブに出かけて車中泊も経験! 愛犬が生活スタイルを変えた 《オーナー取材》

▲愛車はトヨタ「ランドクルーザー プラド」。車中泊ができるよう前期型を探していたところ、3万キロの車両を偶然発見

 

初代となる愛犬、ラブラドール・レトリーバーの「サンク」を迎えたことで始まった、宮原潤さん、秀蘭さん夫妻のクルマ生活。当初は友人から譲り受けたルノー「ルーテシア」に乗っていた。2代目「チュチュ」が来て、ホットハッチをもっと楽しもうと、一念発起してカブリオレタイプの「ミニ コンバーチブル」を購入。

「その頃はまだアウトドアを楽しむようなことはあまりなく、アーバンスタイルというか、チュチュも一緒に都内や湘南の海辺などを走らせて楽しんでいました」

チュチュを看取り、2013年に3代目となる「ルル」を迎えたタイミングで、クルマは「ミニ クロスオーバー」に。さらに2016年にはキャンプを始め、遠方へとクルマを走らせることも多くなったからと、ディーゼル仕様車に乗り換えた。

「2019年には4代目となる『キキ』も迎えました。ルーフキャリアを着けていましたが、それでも大人2人と大型犬2頭、それにキャンプ道具で車内はパンパン。小さなクルマから人や犬、薪ストーブまで出てくることに、友だちは驚いていました」

そして一昨年、夫妻の愛車はミニから、趣向のまったく違うトヨタ「ランドクルーザー プラド」へと変わった。

 

▲走行時、後部座席がルルとキキの定位置。目的地に到着すると、わくわく待ちきれないかのように、窓から顔を出して辺りを見る2頭

 

「このコたちをいかに楽しませるか。楽しそうに過ごすルルとキキを見ることが私たちの一番の喜びです。深夜に自宅を出発して、目的地に着いたら仮眠をしてから思い切り自然の中で遊んだり、気ままに車中泊の旅行をしたりするようになりました。自由度がすごく上がったと感じます」

アクティブな犬たちに引っ張られるように、夫妻の暮らしは街から自然の中へ、より豊かになった。2人と2頭、皆が同じ方向を見て楽しんでいるとき、たまらない幸せを実感するのだそうだ。

 

▲汚れを防止し、また座席から落ちてしまわないよう、犬たちの居場所となる後部座席にはヘッドレストに吊るして使う犬専用のカーシートを設置

 

▲テールゲートのスペアタイヤに装着できる専用トラッシュバッグ。お出かけや車中泊の旅行などで重宝するそう

 

▲「ARB」のサイドオーニングとルーフキャリアは潤さん所望のアイテム

 

▲救急バッグほか、フードやマナー袋、タオルなど愛犬たちのものは、防水素材のボックスにひとまとめに。2頭の水飲みボウルはシェラカップ!

※カー・グッズプレスvol.98の記事を元に構成しています

 

 

<取材・文/川本央子 写真/岡崎健志>

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