先進機能を搭載したこだわりの最高峰モデル
パイオニア カロッツェリア
サイバーナビ
AVIC-CQ912II-DC
実勢価格:23万5000円前後
AVIC-CQ912Ⅱ-DCは大画面モデルで9型HDディスプレイを搭載。通信機能を実現するネットワークスティック、手元で主要機能を操作できるスマートコマンダーを付属する。カロッツェリアの最上級モデル
使いやすさを追求した大人気の最新モデル

パイオニア カロッツェリア
楽ナビAVIC-RQ920-DC
実勢価格:19万円前後
本年3月より発売を開始。フルフラットな9型HDディスプレイを搭載し、通信機能を備えたネットワークスティックを付属している。フルモデルチェンジによりハード、ソフトすべての仕様を一新
サイバーナビと楽ナビという2つのカーナビブランド、どちらも市販カーナビの世界では人気も歴史もあり、根強いファンも多い。サイバーナビは先進性を感じられる機能を備えたフラッグシップモデルで、常に新しい価値を提案している。一方の楽ナビは「楽に使えること」や「楽に買えること」が魅力。明らかに棲み分けされている。
とはいえ最新・最上級モデルの「サイバーナビ AVIC-CQ912II-DC」と「楽ナビ AVIC—RQ920-DC」は、どちらも大画面モデルで9型HDディスプレイを搭載。通信機能を実現するネットワークスティックを付属している。スペック的に両者はとても近く、カー用品店で見かけるような⚪︎×表であれば差はほとんどない。
ちなみに価格差は実勢で4万5000円だ。
今回は2モデルの基本機能を中心にガチンコ比較してみた。それぞれの違い、そしてどちらが自分の使い方に合っているのかをぜひチェックしてほしい。
まずは、普段目にするデザイン性だが、どちらも質感の高さは業界トップレベルで、ピアノブラックのフルフラットパネルにタッチキーのイルミが浮かび上がる。上の写真を見てのとおり、フィッティングも自然で、インテリアとの調和もなかなか。ボディデザインは人によって好みがあるだろうが、どちらも高品質で満足度は高いはず。
そして操作性だが、サイバーナビと楽ナビではまったく異なる。ディスプレイ下部のタッチキーはサイバーナビがフラットなのに対して、楽ナビは表面に凹凸が設けられているので、目視することなく指先の感覚だけで操作が可能だ。しかも、使いたい機能にダイレクトにアクセスができるショートカットキーも備えている。
まさに「楽に使える」ことを具現化している。画面の切り替えやスクロールなど、操作レスポンスに関しては、体感的には両者の違いはほとんどなくスムーズ。いずれも非常に使いやすく快適だ。