■思わず見とれてしまう金色堂の奇麗さ
1.平泉観光はもちろん渓谷美も満喫できる【岩手県】
RVパーク 一関弥栄
岩手県一関市弥栄字釜ノ沢38-291
岩手県が誇る世界遺産が平泉。登録された資産名が「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」で、中尊寺(金色堂)や毛越寺など5つの資産で構成されている。この近くを訪れたら見ておきたいのが、渓谷の美しさが感動的な猊鼻渓(げいびけい)と厳美渓(げんびけい)。これらすべてを巡るためには、このRVパークをベース基地にすれば完璧だ。
1泊:2000~4000円/1台
ごみ処理:可(有料。ごみ袋1セット200円)
電源の有無:あり(無料。電源なしサイトもあり)
発電機の使用:不可
ペット:可(屋内施設は不可)
利用可能期間:通年(水曜日、木曜日定休。祝日の場合は営業)
2.知床半島へのアクセスがここまで楽になるなんて!【北海道】
RVパーク みどり
北海道根室市緑町1丁目23番地
広大な自然と海・陸上の生態系が交差する知床は、一生に一度は訪れたい世界遺産だ。知床五湖、カムイワッカ湯の滝、羅臼湖など見るべきスポットが多く、一度ではすべてを見ることが困難な名所でもある。釧路からこのRVパークまでクルマで約2時間半。そしてここから知床までもかなりの距離があるが、苦労してでも見に行くだけの価値があるのが知床の魅力だ。
1泊:4000円~/1台
ごみ処理:可(無料)
電源の有無:あり(無料)
発電機の使用:不可
ペット:可
利用可能期間:通年(不定休あり)
3.富士山は山梨側から眺めなくちゃ! という人はぜひ【山梨県】
enico.Mt.Fuji Resort&Glamping RVパーク
山梨県南都留郡鳴沢村字猿口7472-11
山梨県側から眺めると左右対称の円錐形に見えて富士山本来の姿、という富士山ファンも少なくない。富士山の麓、鳴沢村にあるのがこのRVパークで、パークサイトの東屋から富士山を望められるのも特徴だ。近くには鳴沢氷穴があるほか人気の道の駅なるさわがあり、そこを出発点として青木ヶ原樹海ツアーも行われている。施設自体は焚き火とBBQがOKということで人気だ。
1泊:1万円/1台
ごみ処理:可(無料)
電源の有無:あり(無料)
発電機の使用:不可
ペット:可
利用可能期間:通年
4.「いつもの富士山」を見るなら静岡側から!【静岡県】
RVパーク フジRVフィールド
静岡県富士宮市杉田486
世界遺産、富士山の構成遺産である三保松原から望むのが「これこそ富士山だ」という声が多いのも実際のところ。その風景を味わうためには、このRVパークを利用するのもひとつの手だ。また、北上すれば本栖湖や西湖、精進湖(富士五湖はすべて構成遺産)を巡ることができる。グルメ狙いなら富士宮やきそばもいいし、沼津方面で新鮮な海鮮を求めてもいい。
1泊:3000円~/1台
ごみ処理:可(有料。1袋500円)
電源の有無:あり(有料。1泊1000円)
発電機の使用:不可
ペット:可
利用可能期間:通年
5.白川郷にアクセスするならココがベスト【岐阜県】
RVパーク おやど楽
岐阜県高山市江名子町2044-17
飛騨高山や白川郷を訪れるのに絶好のRVパーク。外国人が多く訪れる世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」だが、ここで車中泊をすればオーバーツーリズムを被ることも最小限ですませられるはずだ。奥飛騨や上高地といったエリアにもアクセス可能なので、夏の時期には避暑として訪れてもいい。冬季は凍結のため、スノータイヤでもアクセスできない場合がるので注意が必要だ。
1泊:4400円~/1台
ごみ処理:可(現地相談。有料)
電源の有無:あり(無料)
発電機の使用:不可
ペット:不可
利用可能期間:通年(冬季は凍結に要注意)
<文/CGP編集部 写真提供/日本RV協会>
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