「せっかく大きなカーナビ画面なのにテレビが見られないの?」なんて声が同乗者から聞こえてくる。走行中の車内でそんな経験はないだろうか?
一般的に自動車メーカー純正のカーAVシステムは車両の走行を検知すると自動的にテレビやDVDなど映像系AVソースの画面をシャットダウンし、音声のみに切り替える機能を搭載している。
同様にカーナビの目的地検索や各種設定の変更などの操作も受け付けなくなる。これらはドライバーに対する安全対策ではあるのだが、助手席や後席の人にとっては不満になるだろう。
データシステムの“テレビキット”は切替スイッチのボタンをONにするだけで、これらの制限をすべてキャンセルして走行中も停車中と変わらない操作を可能にする。同乗者はテレビ映像を引き続き見ることができ、ドライバーの代わりにカーナビの操作も行えるようになるのだ。
- 1
- 2