
▲「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)©Suguru Saito - AIR RACE X
観戦会場は、有料が渋谷スクランブルスクエア15Fの「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」。無料の観戦会場はSHIBUYA PARCO(渋谷PARCO)10Fの「ComMunE」を開放し、パブリックビューイング会場となっていた。

▲SHIBUYA PARCO(渋谷PARCO) ©So Hasegawa - AIR RACE X
また、クラウドファンディングで集めた支援金の一部を充当した無料観戦可能なパブリックビューイング会場「SHIBUYA CAST.(渋谷キャスト ガーデン)」も用意。こちらではオリジナル限定Tシャツの販売も実施。

▲SHIBUYA CAST.(渋谷キャスト ガーデン) ©Hiroki Terabayashi - AIR RACE X
大会の様子は「AIR RACE X」の公式YouTubeチャンネルでも配信されていて、10月下旬には45分程度に完全パッケージした特番を配信する予定とのこと。

©︎AIR RACE X

©︎AIR RACE X
実際にレースを観戦してみて、観戦環境を整える必要があるなど多少の改善点はあるものの、レース機が駆け抜けるのを目の前で見られるハラハラドキドキ感。実際にある渋谷の街と仮想のレース機が融合するスタイルは斬新で、今後の可能性を感じさせるものだった。
感心したのは、有料観戦会場での3Dサウンドの音響演出。圧倒的な迫力で、実機が飛ぶレース会場に行ったかのような地響きのような体が震える感じはまるでリアル観戦のよう。
気になるレース結果は、準決勝でマルディン・ソンカ選手がマット・ホール選手に、室屋義秀選手がベラルデ選手に勝利して決勝に進出。
決勝レースでは、室屋選手とソンカ選手がどちらもペナルティなしでフィニッシュ。61.857秒の室屋選手が、66.219秒のソンカ選手に大差をつけて見事に優勝。「AIR RACE X」初のチャンピオンになった。観戦会場からは声援と優勝を祝う拍手で大盛り上がりだった!

▲優勝の瞬間 ©Suguru Saito - AIR RACE X

▲最終結果
室屋選手は「みんなの力でエアレースを開催することができました。AIR RACE Xをさらに盛り上げて、また何万人もの観客の前でリアルエアレースも開催したいです」と感謝とさらなる飛躍を語った。
「AIR RACE X」は今回のイベントを皮切りに、様々な場所で開催していくことを検討しているようなので、今後もチェックしていきたい。
<取材・文/CGP編集部>
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