実際のフライトと最新のデジタル技術の融合により、世界各地の拠点に設定する同一のレーストラックを実際に飛行し、機体に搭載したセンサーで計測された誤差3cmという精緻なフライトデータを集約してタイムを競い合う。
その最初の大会会場に選ばれたのが、日本の渋谷。2023年10 月15日に決勝トーナメントが開催され、室屋選手が初代王者に輝いた。
そして今回、2024年シリーズの開催についての発表があった。参戦するパイロットは、世界中から8名。レースは、5月と9月にオンライン配信で観戦できる「リモートラウンド」、10月にオンライン配信に加え、XRでも観戦できる「デジタルラウンド」の計3レースを予定している。
しかも今年は、各レースの勝者を決めるだけでなく、シーズンを通じて最も多くのポイントを獲得したパイロットがシリーズチャンピオンを獲得するため、年間を通じてレースを楽しめる。
なお、今シリーズのレース日程、レースフォーマット、パイロットプロフィールなどの詳細は、AIR RACE Xオフィシャルサイトで確認してほしい。
<文/茂木康之 画像提供:エアレース エックス>
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