カロッツェリアのベストセラーカーナビ、「楽ナビ」が2024年モデルになった。上級機であるサイバーナビ譲りの高機能を備えながらも手が届きやすい価格が魅力。コストパフォーマンスの高さは業界トップレベルだ。
今回のモデルチェンジではラインアップを見直すとともに通信サービスの内容を一部変更。さまざまなニーズに対応できるよう13機種を用意している。
9V型大画面モデルには、2DINサイズスペースを持つ車種に対応する「フローティングスタイル」(557 車種への取り付けが可能)と、9V型ナビ用スペースを持つ車種に対応する「インダッシュスタイル」の2種類をそろえる。
8V型大画面モデルは別売りの車種専用パネルを使用して9V型ナビ用スペースを持つ車種に装着が可能だ。
7V型画面モデルにはトヨタ車や日産車など横長の取付けスペースに対応する「200mmワイドサイズボディ」と、規格サイズで多くの車種に対応できる「2DINサイズボディ」がある。
■車内 Wi-Fi スポットの停車時の利用時間が大きく拡大
なかでも注目なのは、通信モジュールであるネットワークスティックを標準装着したモデル(9V型、8V型のモデルに設定)。定額(最初の1年間は無料。2年目以降は年額1万3200円)で、さまざまな通信機能をフルに活用でき、クルマの“オンライン化”を実現。
今回のモデルチェンジでは、車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」による車内 Wi-Fi スポットの停車時の利用時間が拡大している。
エンジン始動後や走行後の停車時の Wi-Fi スポット機能利用時間が、前モデルはエンジン始動後最大 30 分間、走行後最大 60 分間だったが、今回から前後とも最大 2 時間になった。
前モデルについても、OTA によるソフトウェアアップデートによって利用可能(5 月中アップデート予定)になる。
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